特許
J-GLOBAL ID:200903006799556310
吸気装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-012193
公開番号(公開出願番号):特開2000-220542
出願日: 2000年01月20日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 良好な充填効率を有すると共に、構造が簡単である、内燃機関用の吸気装置を提供する。【解決手段】 多気筒型内燃機関1の吸気装置4は、対向する2つのシリンダバンク2,3と共鳴チャンバ装置5が配置されている。この共鳴チャンバ装置は外側と内側の吸気管部分12,13,14,12′,13′,14′,15,16,17,15′,16′,17′を備えている。内側の第2吸気管部分は可動のスライダ18,19,20,18′,19′,20′を備え、このスライダによって、内燃機関のパラメータに依存して長い吸気管と短い吸気管を形成可能である。共鳴チャンバ装置は1個の共鳴容器24を備えている。この共鳴容器内において、内側の吸気管部分を配置し、スライダを調節することにより、内燃機関のシリンダの充填効率を最適にする長い管での運転と短い管での運転を行うことができる。
請求項(抜粋):
対向する2つのシリンダバンクを備え、シリンダバンクの間に共鳴チャンバ装置が配置され、この共鳴チャンバ装置が吸気管によってシリンダバンクのシリンダに接続され、かつ流入管路によって空気フィルタに接続され、共鳴チャンバ装置が吸気管の外側の第1吸気管部分と内側の第2吸気管部分を備え、この内側の第2吸気管部分が可動のスライダによって外側の第1吸気管部分に案内され、内側の第2吸気管部分の開口部が吸気管の間の中央縦平面の方に向いている、多気筒型内燃機関の吸気装置において、共鳴チャンバ装置(5)が外側の第1吸気管部分(12,13,14,12′,13′,14′)と内側の第2吸気管部分(15,16,17,15′,16′,17′)に接続された1個の共鳴容器(24)を備え、内側の第2吸気管部分(15,16,17,15′,16′,17′)がスライダ(18,19,20,18′,19′,20′)によって第1の位置(Ste)で長い管で運転され、第2の位置(Stz)で短い管で運転されるように、各々のシリンダバンク(2,3)のための内側の第2吸気管部分(15,16,17,15′,16′,17′)のスライダが共鳴容器(24)の縦中央平面(A-A)に対して相対運動可能に共鳴容器内に配置されていることを特徴とする吸気装置。
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