特許
J-GLOBAL ID:200903006799602044

溶融亜鉛めっき設備および溶融亜鉛めっき方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206502
公開番号(公開出願番号):特開平11-050218
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 ドロスをめっき槽外へ効率よく排出でき、めっき槽内のドロス堆積防止効果が高く、ドロス発生を低減でき、構造が簡単で、耐久性があり、操業上のトラブルのない溶融亜鉛めっき設備および溶融亜鉛めっき方法を提供する。【解決手段】 鋼帯を溶融亜鉛槽に浸漬して連続的に溶融亜鉛めっきを施す鋼帯の溶融亜鉛めっき設備において、めっきを施す溶融亜鉛槽の内壁は、鋼帯との距離が200mm以内、槽底部ではシンクロール下部との距離が100mm以内、かつ鋼帯と接触する部材との距離が300mm以内、あるいはまた、溶融亜鉛槽の内壁の勾配を45度以上にする。めっき槽内のドロス堆積スペースが小さくなり、めっき槽内の溶融亜鉛の流れが二次元的な流れになり、めっき槽の底部に常時溶融亜鉛の流れを誘起できるので、槽底部にボトムドロスが堆積しない。内壁の勾配が45度以上あるのでボトムドロスがめっき槽の側面で堆積できなくなる。
請求項(抜粋):
鋼帯を溶融亜鉛槽に浸漬して連続的に溶融亜鉛めっきを施す鋼帯の溶融亜鉛めっき設備において、めっきを施す溶融亜鉛槽の内壁は、鋼帯との距離が200mm以内、槽底部ではシンクロール下部との距離が100mm以内、かつ鋼帯と接触する部材と内壁との距離が300mm以内であることを特徴とする溶融亜鉛めっき設備。

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