特許

J-GLOBAL ID：200903006805750301

磁気記録媒体用ポリエステルフィルム

発明者： 萩原 郁夫 ,  太田 堅
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-217398
公開番号（公開出願番号）：特開平8-073624
出願日： 1994年09月12日
公開日（公表日）： 1996年03月19日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 少なくとも2層以上の積層構成からなるポリエステルフィルムにおいて、片方の最外層A及び他方の最外層Bがそれぞれ次の条件を満足し、かつ該ポリエステルフィルムの総厚みが5μm以下、幅方向のヤング率が1000kg/mm2 以上であることを特徴とする磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。A:平均粒子径0.01〜0.5μmの球形粒子を含有し、H2以上の粗大突起が5個/100cm2 以下、3次元表面粗さ(SRa)が7nm以下。B:平均粒子径0.05〜1.0μmの球形粒子を含有し、3次元表面粗さ(SRa)が7〜30nm、厚み(tB )と含有される粒子の平均粒子径(dB)の比tB /dB が0.2〜10、積層厚みが1.5μm以下。【効果】 厚さ5μm以下のフィルムを支持体とした高密度磁気記録媒体とした際に優れた出力特性を得、かつ今後の長時間・高密度記録にも充分耐え得る。

請求項（抜粋）：

少なくとも2層以上の積層構成からなるポリエステルフィルムにおいて、片方の最外層(A層)及び他方の最外層(B層)がそれぞれ下記の条件を満足し、かつ該ポリエステルフィルムの総厚みが5μm以下、幅方向のヤング率が1000kg/mm2 以上であることを特徴とする磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。A層:平均粒子径0.01〜0.5μmの球形粒子を含有し、H2以上の粗大突起が5個/100cm2 以下、3次元表面粗さ(SRa)が7nm以下。B層:平均粒子径0.05〜1.0μmの球形粒子を含有し、3次元表面粗さ(SRa)が7〜30nm、厚み(tB )と含有される粒子の平均粒子径(dB)の比tB /dB が0.2〜10、積層厚みが1.5μm以下。

IPC (6件)：

C08J 5/18 CFD ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/20 ,  B32B 27/36 ,  G11B 5/704 ,  C08L 67:00