特許
J-GLOBAL ID:200903006805969400

流体圧測定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198278
公開番号(公開出願番号):特開平5-264387
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 断面円形の流路中を流れる流体の圧力をシリコーンゲルを介して圧力センサに伝達して測定する流体圧測定器で、キャビティに液状で充填して加熱・硬化により形成するシリコーンゲルが、加熱時の膨張によりキャビティから溢れた後に収縮することにより流路から大きくくぼむのを防止する。【構成】 センサマウント2の上面を流路12の形状に沿う湾曲面21として形成する。センサマウント2におけるキャビティ22の流れ方向外側位置に、キャビティ22の上端をほぼ同一平面上に揃えるように湾曲面21から突出するせき部23を形成して、熱膨張による液状シリコーンの溢れを表面張力により抑える。また、キャビティ22の上端の角部に面取り25を設け、シリコーンゲル5の周囲が表面張力によりキャビティ22の内面となす角度を緩やかにする。
請求項(抜粋):
流体が流れる断面大略円形の流路(12)と該流路(12)に連通する取付穴(11)とを有するハウジング(1)と、該ハウジング(1)の取付穴(11)に取り付けられるセンサユニット(2,3,4)とからなり、上記センサユニット(2,3,4)が、上記流路(12)の断面形状に大略沿う円弧状の湾曲面(21)と該湾曲面(21)を貫通して該流路(12)に連通するキャビティ(22)とを有するセンサマウント(2)と、該センサマウント(2)のキャビティ(22)に収納され且つ上記ハウジング(1)の流路(12)を流れる流体の圧力を受ける受圧面を有するゲル状圧力伝達媒体(4)と、該ゲル状圧力伝達媒体(4)とともに上記キャビティ(22)に収納されて該ゲル状圧力伝達媒体(4)を通じて流体圧を検知する圧力センサ(3)と、を備えた流体圧測定器において、上記センサマウント(2)は、上記キャビティ(22)の上端を大略同一平面上に揃えるように上記湾曲面(21)から突出するせき部(23)を該キャビティ(22)に対する流体の流れ方向外側位置に有し、且つ該せき部(23)を上記流体の流れ方向に沿って上記湾曲面(21)と連接する傾斜面(24)を有することを特徴とする流体圧測定器。

前のページに戻る