特許
J-GLOBAL ID:200903006806313576

アクリル系軟質樹脂、アクリル系軟質樹脂組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-137276
公開番号(公開出願番号):特開2004-339350
出願日: 2003年05月15日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】柔軟性、耐引き裂き性および取り扱い性に優れたアクリル系軟質樹脂、アクリル系軟質樹脂組成物を提供すること。【解決手段】少なくとも1層の特定組成からなる軟質重合体層と、少なくとも1層の特定組成からなる硬質重合体層と、からなり、最外層が該硬質重合体層のうちの1層である多層構造グラフト重合体からなるアクリル系軟質樹脂とする。また、このアクリル系軟質樹脂と、特定組成からなる熱可塑性重合体とを含有し、前記多層構造グラフト重合体と該熱可塑性重合体との合計を100質量部としたとき、該熱可塑性重合体の含有量が20質量部を超えないアクリル系軟質樹脂組成物とする。前記多層構造グラフト重合体を構成する各層の屈折率の最大値と最小値との差が0.005以下であることが好ましい。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
少なくとも1層の軟質重合体層[A]と、少なくとも1層の硬質重合体層[B]とからなり、最外層が該硬質重合体層[B]のうちの1層である多層構造グラフト重合体[I]からなるアクリル系軟質樹脂であって、 前記軟質重合体層[A]は、 アルキル基の炭素数が1〜4であるメタクリル酸アルキルエステル(a-1)の少なくとも1種0〜55質量%と、アルキル基の炭素数が1〜8であるアクリル酸アルキルエステル(b-1)の少なくとも1種45〜100質量%と、共重合可能な不飽和単量体(c-1)の少なくとも1種0〜30質量%とからなる単量体成分100質量部と、 多官能架橋性単量体(d-1)0.1〜1.0質量部と を含む組成物を重合して得られる、Tgが10°C以下で、ゲル含有量が30%以上80%未満の軟質重合体の層であり、 前記硬質重合体層[B]は、 アルキル基の炭素数が1〜4であるメタクリル酸アルキルエステル(a-2)の少なくとも1種60〜100質量%と、共重合可能な不飽和単量体(b-2)の少なくとも1種0〜40質量%とからなる単量体成分を含む組成物を重合して得られる、Tgが50°C以上の硬質重合体の層であり、 前記軟質重合体層[A]と前記硬質重合体層[B]の質量比が50/50〜90/10である、 アクリル系軟質樹脂。
IPC (3件):
C08F265/06 ,  C08J3/21 ,  C08L51/06
FI (3件):
C08F265/06 ,  C08J3/21 ,  C08L51/06
Fターム (20件):
4F070AA32 ,  4F070AB08 ,  4F070FA05 ,  4F070FB06 ,  4F070FC03 ,  4J002BG052 ,  4J002BN121 ,  4J026AA45 ,  4J026BA05 ,  4J026BA27 ,  4J026BA28 ,  4J026BA36 ,  4J026BA39 ,  4J026BB03 ,  4J026DA04 ,  4J026DA07 ,  4J026DA13 ,  4J026DB04 ,  4J026DB13 ,  4J026GA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る