特許
J-GLOBAL ID:200903006807079810

電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081144
公開番号(公開出願番号):特開2000-277144
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 袋に密封した発電要素を充電状態のまま約60°C〜約70°C環境下に所要時間保存することで、充電処理以後何らかの分解反応で発電要素から発生するガスを加速的に発生させて出しきるとともに、負極材料表面に不活性保護膜を加速的に形成して、その後のガス発生を抑制し、電池特性、信頼性に優れた電池を提供する。【解決手段】 負極材料表面に不活性保護膜を形成するために必要な充電処理を施して初期のガス発生を済ませ、ついで所定の電気量だけ充電処理を施し、この充電状態のまま、約60°C〜約70°C環境に所要時間保存して発電要素からガス発生させる。ついで同温度で袋を開封して内部にたまったガスを排出し、その後袋を再封口する。
請求項(抜粋):
金属箔を中間の1層にもった樹脂フィルム主体の多層ラミネートフィルムからなる袋状外装体内に、正負の電極間にポリマー製セパレータを備えた発電要素を収容するとともにこの発電要素に非水電解液をもたせ、正負の電極のリード先端を外部に突出させた状態で外装体開口部を封口する工程と、所定の電池電圧を発生するまで充電処理を施して初期のガス発生を済ませ、ついで必要電気量だけ充電処理を施し、この充電状態のまま約60°C環境に所要時間保存して発電要素からガス発生させる工程と、約60°C環境下で外装体の一部を開封して内部にたまったガスを排出する工程と、ついで外装体を再度封口する工程とからなり、この約60°C環境下での一連の工程が3日間以内に行われる電池の製造方法。
Fターム (14件):
5H029AJ14 ,  5H029AK03 ,  5H029AL06 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029AM16 ,  5H029BJ04 ,  5H029CJ00 ,  5H029CJ05 ,  5H029CJ13 ,  5H029CJ16 ,  5H029DJ02 ,  5H029HJ14

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