特許
J-GLOBAL ID:200903006808130029

低温機械的熱スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-097763
公開番号(公開出願番号):特開2001-280724
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 冷却対象となる被冷却部と、その被冷却部を冷却するための冷却部との間を熱的にオンオフするための低温機械的熱スイッチとして、操作力が熱的オン状態における熱伝導状態に影響を及ぼさないようにしてスイッチ特性を安定化させるとともに、過大な操作力による変形や破壊が生じにくいようにする。【解決手段】 被冷却部と冷却部とのうち、一方の側には、その一方の部材に熱的に常時接続されかつ所定方向へ進退可能な良伝熱材料からなる作動軸を設け、他方の側には、作動軸が挿入されてその作動軸が内側を進退する孔部を形成し、作動軸と孔部とのうちの一方に、作動軸の進退方向に対して直交する方向への付勢力を有する良伝熱材料からなるバネ部材を取付けて、バネ部材がその付勢力によって作動軸と孔部のうちの他方に接触するように構成し、作動軸の進退によって、作動軸が前記バネ部材を介して孔部内面に接している熱的オン状態と、作動軸がバネ部材を介して孔部内面に接触していない熱的オフ状態とを切替えるようにした。
請求項(抜粋):
冷却対象となる被冷却部と、その被冷却部を冷却するための冷却部との間を熱的にオンオフするための低温機械的熱スイッチにおいて、前記被冷却部と冷却部とのうち、いずれか一方の側に、その一方の側の部材に常時熱的に接続されかつ所定方向へ進退可能な良伝熱材料からなる作動軸を設け、前記被冷却部と冷却部とのうちの他方の側には、前記作動軸が挿入されてその作動軸が進退し得る孔部を形成しておき、かつ前記作動軸と孔部とのうち、いずれか一方に、作動軸の進退方向に対して直交する方向への付勢力を有する良伝熱材料からなるバネ部材を取付けておき、そのバネ部材が前記付勢力によって作動軸と孔部のうちの他方に接触するように構成し、前記作動軸の進退によって、作動軸が前記バネ部材を介して孔部内面に接している熱的オン状態と、作動軸がバネ部材を介して孔部内面に接触していない熱的オフ状態とを切替えるようにしたことを特徴とする低温機械的熱スイッチ。

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