特許
J-GLOBAL ID:200903006816510434

自動承認賃金支払装置と自動承認賃金支払方法、及び自動承認賃金支払プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 公彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-293789
公開番号(公開出願番号):特開2009-122782
出願日: 2007年11月12日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】上司より出退勤の承認可否の応答が得られない場合であっても従業者に対する賃金の支払いを可能とする仕組みを提供する。【解決手段】本サーバ10は、勤務先端末20より送信された出退勤情報を受信し、従業者の出退勤の承認を求める出退勤承認通知を生成して承認者端末30へ送信し、上司に対して従業者の出退勤の承認可否を求める。本サーバは、退勤承認通知の送信に応じ、上司が応答した承認可否決定情報を含む出退勤承認応答情報を承認者端末より受信した場合は、出退勤情報に関連付けて承認可否決定情報を記憶する。一方、本サーバは、上司より応答が無い場合は、その出退勤情報を自動承認し、出退勤情報に関連付けて自動承認情報を記憶する。そして、本サーバは、出退勤情報として退勤時刻を自動承認した場合、振込情報を金融機関端末50へ送信し、雇用者口座から従業者口座への賃金の振込を行なう振込実行指示を金融機関に対して行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
従業者及び前記従業者の上司が出勤時又は退勤時に利用する勤務先端末と、前記従業者の出退勤を承認する前記上司が利用する承認者端末と、にそれぞれ通信ネットワークを介して接続されると共に、従業者に対して賃金の支払いを行う雇用者が開設した口座を備える金融機関に設置された金融機関端末と通信回線を介してさらに接続され、前記上司より出退勤の承認可否の応答が得られない場合であっても従業者に対する賃金の支払いを可能とした装置であって、 前記従業者を特定する従業者識別情報と、賃金の振込を行う振込先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、 前記上司を特定する上司識別情報と、当該上司の連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、 前記従業者識別情報と、前記上司識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第3記憶手段、 前記勤務先端末より、従業者識別情報又は上司識別情報と、勤務日と、出勤時刻又は退勤時刻と、を含む出退勤情報を受信し、従業者識別情報又は上司識別情報と、勤務日と、出勤時刻と、退勤時刻と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶する出退勤情報管理手段、 前記出退勤情報管理手段での出退勤情報の受信に応じ、当該出退勤情報を含み従業者の出退勤の承認を求める出退勤承認通知を生成すると共に、前記第3記憶手段を参照して出退勤情報に含まれる従業者識別情報に基づき関連付けられている上司識別情報を特定し、さらに、前記第2記憶手段を参照して特定した上司識別情報に基づき当該上司の連絡先情報を特定し、この連絡先情報に基づき、前記出退勤承認通知を承認者端末へ送信して従業者の出退勤の承認可否を求める出退勤承認要求手段、 前記出退勤承認要求手段での出退勤承認通知の送信に応じ、前記上司が応答した承認可否決定情報と、出退勤情報と、を含む出退勤承認応答情報の受信有無を判断し、前記承認者端末より前記出退勤承認応答情報を受信した場合、前記第4記憶手段を参照して当該出退勤承認応答情報に含まれる出退勤情報に基づき特定した出勤時刻又は退勤時刻に前記承認可否決定情報を関連付けて記憶し、一方、前記出退勤承認応答情報を受信していない場合、前記第4記憶手段を参照して応答が無い前記出退勤承認通知に含まれる出退勤情報に基づき特定した出勤時刻又は退勤時刻を自動承認し、当該出勤時刻又は退勤時刻に自動承認したことを示す自動承認情報を関連付けて記憶する出退勤承認処理手段、 前記出退勤承認処理手段にて退勤時刻を自動承認した場合、前記第1記憶手段を参照して自動承認した退勤時刻により特定される出退勤情報に含まれる従業者識別情報に基づき振込先情報を特定し、当該振込先情報と、所定の金額と、を含む振込情報を生成し、振込実行指示として前記振込情報を前記金融機関端末へ送信する振込実行指示手段、 を少なくとも有することを特徴とする自動承認賃金支払装置。
IPC (1件):
G06Q 10/00
FI (3件):
G06F17/60 162C ,  G06F17/60 162Z ,  G06F17/60 160
引用特許:
出願人引用 (4件)
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