特許
J-GLOBAL ID:200903006817180896

多重効用型蒸留装置の圧力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111588
公開番号(公開出願番号):特開平5-305201
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 多重効用型蒸留装置において、用役状況のきびしい環境にも適用可能で、対応速く制御も容易である圧力制御方法を提供する。【構成】 少なくとも低圧側および高圧側蒸留塔とで構成され、高圧側蒸留塔の塔頂蒸気の一部を分岐して低圧側蒸留塔リボイラーの加熱媒体としたのち、高圧側蒸留塔コンデンサーに還すとともに、塔頂蒸気の残余を高圧側蒸留塔コンデンサーに導入する多重効用型蒸留装置において、前記加熱媒体の熱量を低圧側蒸留塔の必要熱量より少なく供給し、その不足熱量を低圧側蒸留塔補助リボイラーを設けて補完する、一方高圧側蒸留塔リボイラーの加熱媒体の流量を高圧側蒸留塔の塔頂圧力により制御する多重効用型蒸留装置の圧力制御方法。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの低圧側蒸留塔と1つの高圧側蒸留塔とで構成され各蒸留塔がそれぞれコンデンサーおよびリボイラーを有する蒸留塔群、前記高圧側蒸留塔の塔頂蒸気の一部を分岐して低圧側蒸留塔リボイラーの加熱媒体としたのち、高圧側蒸留塔コンデンサーに還すとともに、高圧側蒸留塔の塔頂蒸気の残部を高圧側蒸留塔コンデンサーに導入する多重効用型蒸留装置において、前記低圧側蒸留塔リボイラーの加熱媒体の熱量を低圧側蒸留塔の必要熱量より少なく供給し、その不足熱量を低圧側蒸留塔補助リボイラーを設けてその加熱媒体により補完供給する一方、高圧側蒸留塔リボイラーの加熱媒体の流量を高圧側蒸留塔の塔頂圧力により制御することを特徴とする多重効用型蒸留装置の圧力制御方法。

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