特許
J-GLOBAL ID:200903006825269197

管用テーパーねじ転造用ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-047920
公開番号(公開出願番号):特開平10-244340
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は管用テーパーねじ転造用ヘッドに関し、加工後の被加工材の取出しを容易とした管用テーパねじ転造用ヘッドを実現することを目的とする。【解決手段】 ハウジング10の表蓋11および裏蓋12にはそれぞれねじ転造用ローラ16の軸22を案内する複数の長孔23が放射状に形成され、ハウジング10内にはばね29にて回転方向に付勢され且つ円周状に複数のねじ転造用ローラ16が配置され、且つねじ転造用ローラ16の軸22をハウジング10の中心から半径方向に移動させる複数の長孔28が円周の接線に対して斜めに形成されたロータ14が設けられ、前記裏蓋12には被加工管により押圧移動されるねじ切上レバー17が設けられ、該ねじ切上レバー17の先端に前記ロータ14に設けられた溝32に係合して該ロータ14の回転を係止するピン44が設けられるように構成する。
請求項(抜粋):
表蓋(11)と裏蓋(12)とよりなるハウジング(10)内に所望のテーパー勾配に等しいテーパー周面を持つ複数個のねじ転造用ローラ(16)が円周状に配置され、被加工管を回転させながら上記ねじ転造用ローラ間に押し込むことにより該被加工管の外周にテーパーねじを転造する管用テーパーねじ転造用ヘッドにおいて、前記表蓋(11)および裏蓋(12)にはそれぞれねじ転造用ローラ(16)の軸(22)を案内する複数の長孔(23)が放射状に形成され、前記ハウジング(10)の内側には表蓋(11)および裏蓋(12)に摺動可能に接し、且つばね(29)にて回転方向に付勢されたロータ(14)が設けられ、該ロータ(14)には回動することにより前記ねじ転造用ローラ(16)の軸(22)をハウジング(10)の中心から半径方向に移動させる複数の長孔(28)が円周の接線に対して斜めに形成され、前記裏蓋(12)には被加工管により押圧移動される移動部材(13)と、該移動部材(13)により押圧されて回動し、且つ先端に前記ロータ(14)に設けられた溝(32)に係合して該ロータ(14)の回転を係止するピン(44)が設けられたねじ切上レバー(17)が設けられてなり、被加工管の加工終了時に該被加工管の端部により移動部材(13)が押圧され、それによりねじ切上げレバー(17)が回動されて先端のピン(44)が前記ロータの溝(32)から離脱し、それによりロータ(14)がばね(29)の付勢力により回動し、斜めの長孔(28)がねじ転造用ローラ(16)の軸(22)をハウジング(10)の中心から遠ざかる方向に移動させることを特徴とする管用テーパーねじ転造用ヘッド。
IPC (2件):
B21H 3/04 ,  B21H 3/12
FI (2件):
B21H 3/04 C ,  B21H 3/12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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