特許
J-GLOBAL ID:200903006830456574

センサ端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113009
公開番号(公開出願番号):特開平11-306477
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 1つのセンサから2つの検出信号を取得し、各信号処理手段によって2つのデータを形成する際に、検出信号の入力回路を外部に必要とせず、全体が小型かつ安価で、高い信頼性を有するセンサ端末装置を提供する。【解決手段】 各信号処理手段(1a,1b)の間に、検出信号の信号共用路(33aまたは33b)を設け、各信号処理手段(1aまたは1b)に、共用された各検出信号を比較し、両者に一体性があればデータを形成するが、一体性がなければ所定の誤り処理を行う信号判定部(11aまたは11b)を備えた。好ましくは、検出信号に論理演算を行って一の試験データを作成し、信号共用路(33aまたは33b)を介して共用すると共に、他の試験データに論理演算の逆算を行って両者を比較し、一致すると信号共用路の正しさを報告するが、異なれば故障を警告する共用路試験部(12aまたは12b)を備えた。
請求項(抜粋):
処理サイクルを同期させた2つの信号処理手段(1a,1b)を備え、1つのセンサ(S)から2つの検出信号を取得して各信号処理手段(1a,1b)にそれぞれを導入し、それぞれの検出信号を同一の処理手順に従って2つのデジタルデータに構成するセンサ端末装置(1)において、2つの前記信号処理手段(1a,1b)の相互間には、一方の信号処理手段(1a)に導入された検出信号を他方の信号処理手段(1b)にも共用させるための信号共用路(33aまたは33b)を設け、前記各信号処理手段(1a,1b)には、この信号共用路(33aまたは33b)を介して共用された2つの検出信号をそれぞれが比較し、両信号が同一であるか、または、所定の範囲内の相関性があるかを判定できたときは導入した検出信号をデジタルデータの構成に供するが、このような同一性または相関性が判定できなかったときには、所定の誤り処理を行う信号判定部(11aまたは11b)を備えたことを特徴とするセンサ端末装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭54-104364
  • 特開昭57-093499
  • ディジタル信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-234111   出願人:日本信号株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開昭54-104364
  • 特開昭57-093499
  • ディジタル信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-234111   出願人:日本信号株式会社

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