特許
J-GLOBAL ID:200903006846884592

セル廃棄・誤配検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144051
公開番号(公開出願番号):特開平5-336146
出願日: 1992年06月04日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 セル廃棄補償のために、正しいタイミングでダミーセルを出力線に出力する。【構成】 入力線101からのセルの前段バッファリング回路106と、前段からのセルの後段バッファリング回路107と、前段回路106にバッファリングされるたびにカウントアップするセルカウンタ122と、後段回路107中でのセル廃棄検出回路124と、ダミーセルを出力するダミーセル送出回路126で構成される。セル廃棄検出回路124が、前段回路106と後段回路107中の各セルのSNが前段回路106にバッファリングされた時点でのセルカウンタ122のカウント値またはそれより1を減じた値のいずれとも等しくない場合において、各セルのSNの不連続を検出したときにセル廃棄が発生したと判断し、SNとカウント値との差のうち小さい方の値をダミーセル送出回路126より出力線102に出力したのち、後段回路107よりセルを出力線102に出力する。
請求項(抜粋):
入力線より入力したセルを1つまでバッファリングする前段バッファリング手段と、前記前段バッファリング手段より出力したセルを1つまでバッファリングする後段バッファリング手段と、前記前段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSN(シーケンスナンバー)を出力するSN読みだし手段と、前記後段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSNを出力するSN出力手段と、前記前段バッファリング手段に新たにセルがバッファリングされるたびにカウントアップを行いカウント値を出力するセルカウント値出力手段と、前記前段バッファリング手段と前記後段バッファリング手段にバッファリングされている各セルのSNの不連続を検出するSN不連続検出手段と、前記前段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSNと当該セルが前記前段バッファリング手段にバッファリングされた時点において前記セルカウント値出力手段より出力したカウント値との差と前記後段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSNと当該セルが前記前段バッファリング手段にバッファリングされた時点において前記セルカウント値出力手段より出力したカウント値との差を求めて、小さい方の値を出力するSN-セルカウント値差分最小値出力手段と、通知された数のダミーセルを出力線に出力するダミーセル出力手段とを有し、前記SN不連続検出手段が、前記前段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSNが前記前段バッファリング手段に当該セルがバッファリングされた時点での前記セルカウント値出力手段のカウント値またはカウント値より1を減じた値のいずれとも等しくなく、かつ前記後段バッファリング手段にバッファリングされているセルのSNが前記前段バッファリング手段に当該セルがバッファリングされた時点での前記セルカウント値出力手段のカウント値またはカウント値より1を減じた値のいずれとも等しくない場合において、両セルのSNが不連続であることを検出したときに、前記後段バッファリング手段にバッファリングされているセルの前でセル廃棄が発生したと判断し、さらに上記の判断が行われた場合に、前記SN-セルカウント値差分最小値出力手段より出力した値の数のダミーセルを前記ダミーセル出力手段より出力線に出力し、つづいて前記後段バッファリング手段よりセルを出力線に出力することにより、SNが示す順序にしたがってセルを正しいタイミングで出力線に出力すること、およびセル廃棄補償のために必要な数のダミーセルを正しいタイミングで出力線に出力することができるようにしたセル廃棄・誤配検出装置。

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