特許
J-GLOBAL ID:200903006847320773

周波数別AGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037966
公開番号(公開出願番号):特開平6-249949
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 S/R比が悪い場合でもドプラを持つ反響音(エコー)を残響にマスクされることなく抽出する。【構成】 AGC回路の移動平均値を蓄えておくレジスタの初期値を、周波数毎に残響特性に応じた値をROM15からロードすることにより、残響特性に対して最適なAGCが周波数毎に行われ、収束時間を短縮できる。従って、この残響抑圧効果によりドプラを持つ反響音(エコー)が残響にマスクされることなく抽出することができる。
請求項(抜粋):
アクティブソーナー装置の受信処理回路で周波数毎に実施する周波数別AGC回路において、受信データをK倍(Kは時定数より決定される定数:K<1)する第1の乗算器と、前回の移動平均値を(1-K)倍する第2の乗算器と、K倍した受信データと(1-K)倍した前回の移動平均値を加算する加算器と、この加算器の出力データを備えておくと共に前記第2の乗算器に前記前回の移動平均値を与えるレジスタと、このレジスタの初期値を設定するためのデータを記憶しているROMと、受信データの前記加算器の出力データで除算する除算器を備えることを特徴とする周波数別AGC回路。

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