特許
J-GLOBAL ID:200903006849623099

ガス遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-383654
公開番号(公開出願番号):特開2003-187681
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】 駆動エネルギーを増大させることなく効率よく利用して対向するアーク電極同士を高速で開離させると共に、動作時に生じる衝撃力を緩和させる。【解決手段】 駆動力変換機構40は、対向アーク電極22のリンク支持点47に連結された第1のリンク44と容器1内に設けられたリンク支持点48に連結された第2のリンク45との連結点に設けられたピンジョイント46を、絶縁ノズル13に連結ロッド41を介して固着された溝カム42の溝43に滑動自在に係合しており、ピンジョイント46の滑動に応じて対向アーク電極22を可動アーク電極12とは反対方向に動作させるようになっている。対向電極部20に制動力を与える緩衝装置50は、対向アーク電極22に固着されたピストン51と、容器1または通電支持部23に嵌着されたシリンダ52、シリンダ52内部に配置された弾性体53、ばね54等を備えている。
請求項(抜粋):
消弧性ガスを密封した容器内に、駆動源に連結されて往復動作する可動アーク電極とこれに対向する対向アーク電極が接離自在に配置され、前記可動アーク電極には駆動の際に加圧された消弧性ガスを蓄える圧力室が設けられると共にこの圧力室を両アーク電極間の空間と連通させる絶縁ノズルが固着され、この絶縁ノズルと前記対向アーク電極の間には、絶縁ノズルの動作に応じて対向アーク電極を前記可動アーク電極と反対方向に動作させる駆動力変換機構が設けられ、両アーク電極の開離動作時には、前記圧力室内の加圧ガスを前記絶縁ノズルより高速ガス流として噴出させ、両アーク電極間に発生するアークに吹付け消弧するように構成されたガス遮断器において、前記駆動力変換機構は、前記絶縁ノズルに対して連結ロッドを介して固着された溝カム、前記対向アーク電極にその一端で回転自在に連結された第1のリンク、前記容器内に設けられた支持点にその一端で回転自在に連結されると共にその他端で前記第1のリンクの他端に回転自在に連結された第2のリンク、前記第1と第2のリンクの連結点に設けられたピンを備え、このピンが前記溝カムの溝に滑動自在に係合されることにより、ピンの滑動に応じて前記対向アーク電極を前記可動アーク電極とは反対方向に動作させるように構成され、前記対向アーク電極と一体的に動作する対向動作部材と、対向アーク電極の開離動作時における対向動作部材の動作を利用して対向動作部材に制動力を与える制動部材とを備えた緩衝装置が設けられた、ことを特徴とするガス遮断器。
IPC (2件):
H01H 33/915 ,  H01H 33/42
FI (3件):
H01H 33/915 ,  H01H 33/42 H ,  H01H 33/42 K
Fターム (9件):
5G001AA08 ,  5G001BB03 ,  5G001CC03 ,  5G001DD03 ,  5G028AA06 ,  5G028AA08 ,  5G028AA17 ,  5G028EB11 ,  5G028EB12

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