特許
J-GLOBAL ID:200903006850898123

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川浪 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210347
公開番号(公開出願番号):特開平5-035277
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、デジタルフィルタに与える係数を演算により生成するようにしたデジタルフィルタ装置を有する電子楽器に関し、フィルタ係数を記憶するための膨大なメモリを必要としないにも拘わらず、種々のフィルタ係数を発生して連続的にデジタルフィルタ装置に与えることにより種々の音色の楽音信号を発生することのできる電子楽器を提供することを目的とする。【構成】電子楽器において、音色、音域、タッチの各情報を入力してフィルタの特性を制御する第1及び第2のパラメータを発生する制御信号発生手段と、該制御信号発生手段により発生される第1のパラメータに基づき三角関数値を発生する三角関数発生手段と、該三角関数発生手段で発生される三角関数値と前記制御信号発生手段で発生される第2のパラメータとを演算するフィルタ係数演算手段とを有するフィルタ係数発生手段を具備し、フィルタ係数演算手段はフィルタ係数を連続的に発生して前記デジタルフィルタ手段のフィルタ特性を連続的に変化させて楽音発生することを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数チャネル分の第1のデジタル波形を発生し、時分割で出力するデジタル波形発生手段と、該デジタル波形発生手段が出力する第1のデジタル波形を入力し、前記デジタル波形発生手段に同期して所定のフィルタ演算を施し、第2のデジタル波形を複数チャネル分時分割で出力するデジタルフィルタ手段と、該デジタルフィルタ手段にフィルタ係数を供給することによりフィルタ特性を連続的に変化させるフィルタ係数発生手段と、前記デジタルフィルタ手段から出力される第2のデジタル波形の振幅を制御してデジタル楽音波形を出力する振幅制御手段と、を有する電子楽器において、前記デジタル波形発生手段が出力する第1のデジタル波形は、音色、音域、タッチの各情報に応じたデジタル波形であり、前記フィルタ係数発生手段は、前記音色、音域、タッチの各情報を入力してフィルタの特性を制御する第1及び第2のパラメータを発生する制御信号発生手段と、該制御信号発生手段により発生される第1のパラメータに基づき三角関数値を発生する三角関数発生手段と、該三角関数発生手段で発生される三角関数値と前記制御信号発生手段で発生される第2のパラメータとを演算するフィルタ係数演算手段とを具備し、該フィルタ係数演算手段はフィルタ係数を連続的に発生して前記デジタルフィルタ手段のフィルタ特性を連続的に変化させることを特徴とする電子楽器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-151709

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