特許
J-GLOBAL ID:200903006861656342

車両用ブレーキ素子の寿命表示装置の修理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-187851
公開番号(公開出願番号):特開2003-004075
出願日: 2001年06月21日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 パッド等のブレーキ素子の寿命を表示して、運転者に不安感を与える事なく、制御器18が故障した場合でも、上記ブレーキ素子の交換時期を確実に認識できる様にする。【解決手段】 断線検知回路11aにより上記ブレーキ素子のライニングが所定量摩耗した事を検知する。又、距離測定手段12aにより、車両の走行距離を測定する。演算器13が、上記ライニングが所定量摩耗した時点での残り厚さと、この所定量摩耗するまでの走行距離とから、摩耗許容限度厚さに達するまでの寿命を求める。そして、表示器14が、この寿命を表示する。上記演算器13を含む制御器18が故障した場合には、この制御器18の記憶部20にそれまで蓄積したデータを、新たに組み込む別の制御器の記憶部に移し替える。
請求項(抜粋):
ブレーキ素子のライニングが摩耗する過程で切断される導体と、この導体が切断された事を検知して断線信号を送り出す検知回路と、車両の走行距離を測定して距離信号を送り出す距離測定手段と、これら断線信号と距離信号とに基づいて上記ライニングの摩耗量と走行距離との比である摩耗比を求め、更にこの摩耗比と上記距離信号と上記導体が断線した時点でのこのライニングの残量とに基づいて上記ブレーキ素子の寿命を計算する演算器と、この演算器が計算した寿命を表示する表示器とを備えた車両用ブレーキ素子の寿命表示装置を構成する、上記演算器を含む制御器の故障時に、故障した制御器を新たな制御器と交換する、車両用ブレーキ素子の寿命表示装置の修理方法であって、この制御器内の記憶部に記憶されている、上記走行距離に関するデータと、上記摩耗量と走行距離との比に関するデータとを、上記故障した制御器から上記新たな制御器に移し替えて、この新たな制御器により、従前のデータを利用した寿命表示を可能にする、車両用ブレーキ素子の寿命表示装置の修理方法。
IPC (2件):
F16D 66/00 ,  F16D 66/02
FI (2件):
F16D 66/00 Z ,  F16D 66/02 B
Fターム (4件):
3J058BA41 ,  3J058BA60 ,  3J058DB29 ,  3J058FA01

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