特許
J-GLOBAL ID:200903006862972027

キナクリドン顔料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-187824
公開番号(公開出願番号):特開2000-038521
出願日: 1999年07月01日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】 従来技術の欠点を克服し、環境に優しく費用効果もよく技術的に簡単で時間浪費のない高純度キナクリドン顔料の製造方法を提供すること。【解決手段】 ジアニリノテレフタル酸をポリリン酸と共に環化し、次いで閉環混合物を加水分解する段階から成る、直鎖状の未置換及び置換のキナクリドン顔料及びキナクリドン混晶顔料の製造方法であって、該混合物を、加水分解混合物中のオルトリン酸の最終濃度が50重量%以上になるような量の水またはオルトリン酸に計量添加する方法。
請求項(抜粋):
式(Ia)【化1】のジアニリノテレフタル酸をポリリン酸またはポリリン酸エステルによって環化し、次いでキナクリドンとポリリン酸またはポリリン酸エステルを含む該閉環混合物を加水分解することによる、式(I)【化2】〔式中、同じまたは異なる置換基R1及びR2は、水素原子、塩素原子、臭素原子もしくはフッ素原子であるか、C1-C6-アルキル基によって置換され得るC1-C4-アルキル、C1-C4アルコキシもしくはカルボキサミド基であるか、フェノキシ環であるか、または、別の芳香族の環、脂肪族の環もしくは複素環と融合し得るC6-C10-アリール環である〕で表される、未置換のまたは置換された直鎖状キナクリドンを基材とする顔料、混晶顔料及び顔料調製物の製造方法であって、キナクリドンとポリリン酸またはポリリン酸エステルを含む該閉環混合物を、得られる加水分解混合物中のオルトリン酸の最終濃度が50重量%以上になる量の水または水性オルトリン酸に計量添加することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C09B 67/20 ,  C09B 48/00
FI (2件):
C09B 67/20 C ,  C09B 48/00 B

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