特許
J-GLOBAL ID:200903006863350976

高密度記録磁気テープ用耐熱性合成樹脂フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034312
公開番号(公開出願番号):特開平10-222837
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 好ましい機械的特性を示し磁気テープ厚みを薄くできる耐熱性合成樹脂フィルムにおいて、製造工程その他での滑り性を損ねることなく、短波長の記録特性に優れた高密度記録用磁気テープを可能にする表面粗さを持ったフィルムを提供する。【解決手段】 耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmであり、平均粒径が5〜50nmの酸に対し不活性な微粒子0.001〜1.0重量%を平均凝集度が1〜100の範囲に分散されて、その磁性層を形成すべき表面の光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa)が0.1〜3nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が5〜50nmで、中心面自乗平均粗さ(RMS)が0.1〜10nmであることを特徴とする高密度記録用磁気テープのベースに好適な耐熱性合成樹脂フィルム。
請求項(抜粋):
耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmであり、平均粒径が5〜50nmの酸に対し不活性な微粒子0.001〜1.0重量%を平均凝集度が1〜100の範囲に分散されており、更にフィルム中に含有される凝集粒子の形状が下式(1)(2)で表され、その磁性層を形成すべき表面の光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa)が0.1〜3nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が5〜50nmで、中心面自乗平均粗さ(RMS)が0.1〜10nmであることを特徴とする高密度記録用磁気テープのベースに好適な耐熱性合成樹脂フィルム。0.01≦L2 /L1 ≦1 ・・・(1)A≦2500×a-2 ・・・(2)〔ここで、L1 :フィルムの流延方向の凝集粒子の長さ、L2 :フィルムの流延方向に垂直な方向の凝集粒子の長さ、A:凝集度、a:平均一次粒子径、を表す。〕
IPC (8件):
G11B 5/66 ,  B29C 41/28 ,  B29C 71/02 ,  C08J 5/18 CFG ,  C08K 3/36 ,  C08K 9/02 ,  C08L 77/10 ,  B29L 7:00
FI (7件):
G11B 5/66 ,  B29C 41/28 ,  B29C 71/02 ,  C08J 5/18 CFG ,  C08K 3/36 ,  C08K 9/02 ,  C08L 77/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-246919
  • 特開昭61-246919

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