特許
J-GLOBAL ID:200903006871367853

ヒト生体構造外壁組織用拡張器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503939
公開番号(公開出願番号):特表平10-502282
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】一対の間隔を空けた端部面(20および22)を有するトラス(16)を含んで形成された拡張器(10)は、互いに向かう方向の力が端部面にかかった時にそれらの間に回復力を生みだす。この回復力は、各端部に複数の切込み(43a、43bおよび43c)を有するトラス(16)の両端部(70aおよび70b)の間に延びる弾性バンド(30a)によって得られる。切込み(43a、43bおよび43c)は、少なくともバンド(30a)の厚さの3分の1を超える。同様の第2のバンド(30a)をトラス(16)に設けても良い。
請求項(抜粋):
ヒト生体構造のある部分の外壁組織に分離応力を導入することができる拡張器であって、該拡張器は、 間隔を空けた一対の端部面を有するトラスであって、該端部面は、それらの間に延びる該トラスの両端部において端部エッジによって終結されており、該間隔を空けた端部面に、初めの位置から互いに向かう方向の力がかかり、これに起因して、該トラスに外部から間隔を低減する力がかかることによって、それらの間の直接的な間隔が実質的に低減された時に、該端部面間の該直接的な間隔を回復する性質を持つ回復力が該トラスにかかり、該回復力は、少なくとも、該端部エッジ間に延びる該トラスの第1の弾性バンドによるものであり、該第1の弾性バンドは、その片側から内側にかけて、それに沿って、選択された位置に複数の切込みを有し、該位置のそれぞれにおける該第1の弾性バンドの厚さが、片側からすぐの位置における厚さよりも小さくなるように低減された、トラスと、 該端部面に接着された係合手段であって、該回復力に対してもその係合状態を保つのに十分な強さで、外壁組織の露出面に係合することができる係合手段と、を備えた、拡張器。

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