特許
J-GLOBAL ID:200903006875636751

振動ジャイロ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265811
公開番号(公開出願番号):特開平7-098228
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単で小型かつ高感度の振動ジャイロを提供する。【構成】 振動ジャイロ10は、基部12から3つの振動片14,16,18を突出して備え、各振動片には一対のピエゾ素子のみを有する。そして、振動片14をピエゾ素子20によりX軸に沿って励振する。この振動片14の振動は振動片16,18に伝播される。振動片14の振動が伝播してX軸に沿って振動する振動片18の振動状態は、振動片18に設けたピエゾ素子22により検出され、振動片14の励振に反映される。一方、振動ジャイロ10にZ軸回りの回転加速度ωが加わると、振動片14の振動が伝播してX軸に沿って振動している振動片16にコリオリの力が作用し、この振動片16がY軸に沿って振動する。そして、この振動片16のY軸に沿った振動状態がピエゾ素子24から検出される。
請求項(抜粋):
共通する基部から突出した3本の振動片を備え、該3本の振動片のうちの一つの振動片が直交座標軸におけるX軸に沿って振動している場合に該振動が他の2本の振動片に伝播し該2本の振動片がX軸に沿って振動するよう構成された振動ジャイロであって、前記一つの振動片に設けられ、該振動片をX軸に沿って振動させる励振手段と、前記他の2本の振動片のうちの一方の振動片に設けられ、該振動片が前記X軸と直交するY軸に沿って振動したときの振動状態を検出する第1の検出手段と、前記他の2本の振動片のうちの他方の振動片に設けられ、前記一つの振動片のX軸に沿った振動が伝播して該他方の振動片が前記X軸に沿って振動したときの振動状態を検出する第2の検出手段と、を備えることを特徴とする振動ジャイロ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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