特許
J-GLOBAL ID:200903006883665450

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355127
公開番号(公開出願番号):特開平10-184775
出願日: 1996年12月21日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 アイドリング振動制振時に高周波成分のノイズが発生しないようにする。【解決手段】 振動体に連結される上部連結部材6と車体側に連結される下部連結部材9との間に、インシュレータ2及びインシュレータ2に直列に形成される防振機構部1を設ける。防振機構部1は、液体の封入される主室12と、主室12に第一オリフィス15を介して連結される副室16と、副室16の下方部に設けられる空気室18と、主室12に第二オリフィス125を介して連結される第三液室123と、当該第三液室123に対して第二ダイヤフラム11を介して区画形成される平衡室13と、からなる。第二オリフィス125は所定の容積を有し、アイドリング振動入力時、当該第二オリフィス125内の液体が平衡室13の作動(振動)と共振するようになっている。平衡室13に負圧または大気圧を導入する切換手段3、及び切換手段3を作動させる制御手段5を設ける。
請求項(抜粋):
振動体に取り付けられる上部連結部材と、車体側のメンバ等に取り付けられる下部連結部材と、これら上部連結部材と下部連結部材との間にあって上記振動体からの振動を吸収及び遮断するインシュレータと、当該インシュレータの一部にてその室壁が形成されるものであって液体の封入される主室と、当該主室に第一のオリフィス(第一オリフィス)を介して連結されるとともに、第一のダイヤフラム(第一ダイヤフラム)を、その室壁の一部とする副室と、上記主室に第二のオリフィス(第二オリフィス)を介して連結されるとともに、上記主室内の液体が導入されるように形成された第三の液室(第三液室)と、当該第三液室に対して第二のダイヤフラム(第二ダイヤフラム)にて区画形成されるものであって、大気圧及び負圧のうち、いずれか一方のものが導入されるように形成された平衡室と、からなるようにするとともに、このような構成からなる上記平衡室に、負圧または大気圧のうち、いずれか一方のものを、連続的に、あるいはエンジン振動に同期させた状態で交互に導入させるように切換作動をする切換手段を設け、更に、当該切換手段の切換作動を制御する制御手段を設けるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 F

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