特許
J-GLOBAL ID:200903006889199044

LNG気化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339459
公開番号(公開出願番号):特開平9-178391
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 伝熱細管を配列したパネルと、その上下部に連結された上下部ヘッダとからなるAl合金製のパネルユニットを並列配置し、パネル両面に沿って海水を流下させてLNGを気化するLNG気化器において、パネルの腐食・浸食を防ぐために備える犠牲陽極が、消耗後の交換復元を短時間で行うことができ、装置の運転停止期間を短縮して操業効率の向上が図れるLNG気化器を提供する。【解決手段】 各パネルユニット(1) のパネル(3) 下部および下部ヘッダ(2) を下方に滞留させた海水ポンド(P) 中に浸漬し、その下部ヘッダ(2) に同海水ポンド(P) 中に浸漬配置したZn製の犠牲陽極(8) を電気的に接続した構成とする。【効果】 犠牲陽極が、高い犠牲防食機能を果たし、しかも消耗度合の確認が容易で最適時に短時間で交換でき、よって装置の運転停止期間を短縮して操業効率をより向上させることができる。
請求項(抜粋):
複数の伝熱管をカーテン状に配列してなるパネルと、このパネルの上下部に連結された上部および下部ヘッダとからなるAl合金製のパネルユニットを並列して配置し、その上部から熱源としての海水をパネルの両面に沿って流下させて熱交換することで、該パネル内のLNGを気化させるLNG気化器において、前記パネルの下部および下部ヘッダを下方に滞留させた海水ポンド中に浸漬し、かつその下部ヘッダに、自然電位がAl合金よりも卑な金属材からなると共に前記海水ポンド中に浸漬配置された犠牲陽極を電気的に接続したことを特徴とするLNG気化器。
IPC (2件):
F28F 19/00 511 ,  F28D 1/053
FI (2件):
F28F 19/00 511 C ,  F28D 1/053 Z

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