特許

J-GLOBAL ID：200903006889948942

カードハンドラ昇降装置

発明者： 沢田 充弘 ,  小浦 二三男 ,  大森 秀康
出願人/特許権者： 日本信号株式会社
代理人 (1件)： 岡澤 英世 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-113899
公開番号（公開出願番号）：特開平7-302360
出願日： 1994年04月28日
公開日（公表日）： 1995年11月14日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 自動改札機のカードハンドラの昇降動を円滑に、かつ軽快に行えるカードハンドラ昇降装置を提供する。【構成】 改札機本体B の上下方向へ昇降動可能な一対の昇降部材2,2 の夫々を油圧シリンダ1,1 のシリンダチューブ11,11 に摺動可能に嵌装して上部にピストンロッド12,12 の先端を固着し、これら両昇降部材2,2 にカードハンドラ載置用の載置台5 を架け渡して固着した。そして、油圧シリンダ1,1 に作動油を圧送又は当該油圧シリンダ1,1 より作動油を吸引することによって、両油圧シリンダ1,1 のピストンロッド12,12 を伸縮作動せしめ、昇降部材4,4 と共にカードハンドラD を昇降作動させる。

請求項（抜粋）：

自動改札機の改札機本体(B) 内に格納されカード処理用のカードハンドラ(D) を上昇又は下降させるカードハンドラ昇降装置であって、前記改札機本体(B) 内の長手方向の両側にシリンダチューブ(11,11) をピストンロッド(12,12) が改札機本体(B) の上下方向へ伸縮作動可能に対向して配置した一対の油圧シリンダ(1,1) と、前記油圧シリンダ(1,1) の夫々のシリンダチューブ(11,11) に摺動自在に嵌装され上部をピストンロッド(12,12) の先端に固着してピストンロッド(12,12) の伸縮作動に伴い上下方向へ昇降作動される一対の昇降部材(2,2) と、前記改札機本体(B) 内の長手方向の両側に設けられた側板(3,3) 及び前記昇降部材(2,2) に夫々取り付けられて昇降部材(2,2) を側板(3,3) に上下動可能に支持する一対の支持部材(4,4) と、前記昇降部材(2,2) の下部に架け渡して固着されたカードハンドラ載置用の載置台(5) と、前記油圧シリンダ(1,1) の夫々に給油管(62c,62c) を介し接続されて対応する油圧シリンダ(1,1) のピストンロッド(12,12) が伸縮作動可能に当該油圧シリンダ(1,1) に作動油をピストンロッド(62b,62b) により圧送又は吸引する一対のポンプ手段(62,62) 及び当該ポンプ手段(62,62) の両ピストンロッド(62b,62b) に連結された摺動体(63)をハウジング(61)内に有し、両ポンプ手段(62,62) のピストンロッド(62b,62b)を伸縮作動可能にハウジング(61)内で摺動体(63)を往復動させる捩子軸(64)を当該摺動体(63)に螺入した油圧ポンプ(6) と、この油圧ポンプ(6) の捩子軸(64)に連結され摺動体(63)が往復動可能に捩子軸(64)を回転させる回転駆動軸(7) とから成ることを特徴とするカードハンドラ昇降装置。