特許
J-GLOBAL ID:200903006890252463

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042174
公開番号(公開出願番号):特開平9-206304
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 超音波診断装置において、カラー血流像の表示の際に速度エリアジングを起こしている場合でも正しく4点補間演算ができ、正しい血流速度表示を可能とする。【解決手段】 カラー血流像表示部内の4点補間演算手段15の前段に、対象点を囲む4点の符号が同一か否かを判定する4点符号判定手段19と、上記4点の速度絶対値が予め設定された速度エリアジングを判別するためのしきい値を越えているか否かを判定し1点でも越えているときは速度エリアジングを起しているとして速度変換処理をするしきい値処理手段20とを設け、上記4点補間演算手段15の後段には、その4点補間演算の結果の絶対値が検出限界速度を越えているものについて符号反転の処理を行う符号反転処理手段21を設けたものである。これにより、カラー血流像の表示において速度エリアジングを起こしている場合でも正しく4点補間演算ができ、正しい血流速度表示をすることができる。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超音波を打ち出すと共にその反射波を受信してエコー信号を得る超音波送受信部と、この超音波送受信部からの反射エコー信号を入力して受波フォーカス処理する整相回路と、この整相回路からの受波信号を入力して診断部位の白黒の断層像を生成する白黒断層像表示部と、上記整相回路からの受波信号を入力し血流情報を抽出してカラーの血流像を生成するカラー血流像表示部と、上記白黒断層像表示部及びカラー血流像表示部からの画像データを混合して白黒断層像とカラー血流像とを重ね合わせて表示するカラーの画像表示部とを有し、上記カラー血流像表示部内にて血流の速度成分を超音波送受信座標系から画像表示座標系に変換するのに対象点を囲む4点を抽出して補間演算して座標変換する超音波診断装置において、上記カラー血流像表示部内の4点補間演算手段の前段に、上記対象点を囲む4点の符号が同一か否かを判定する4点符号判定手段と、上記4点の速度絶対値が予め設定された速度エリアジングを判別するためのしきい値を越えているか否かを判定し1点でも越えているときは速度エリアジングを起しているとして速度変換処理をするしきい値処理手段とを設け、上記4点補間演算手段の後段には、その4点補間演算の結果の絶対値が検出限界速度を越えているものについて符号反転の処理を行う符号反転処理手段を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-043238
  • 特開平4-161146
  • 特開昭62-057540
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