特許
J-GLOBAL ID:200903006900359962

布帛等の液流処理装置並びにその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 一公
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156864
公開番号(公開出願番号):特開平6-002262
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 長尺の繊維製品を噴射液流による揉み作用、衝撃による叩打作用及び滞溜槽内での弛緩作用により染色及び解撚処理を十分に実現することのできる液流処理装置の提供。【構成】 互いに連通した2つの滞溜槽2、3とこの滞溜槽の端部で処理液噴射部6、7に移送通路4、5の一端を連結し、移送通路4、5の他端は他の滞溜槽3または2の入口側8または9に連結した1チューブの処理機を1組として、1組または複数組を隣接し、スパイラル状で且つ全体として環状の処理通路を設け、布帛等31を液流によって循環する間に染色その他の処理をする。滞溜槽出口側のヘッダ部のロールまたはリールの位置を低くし、滞溜槽からロール部へのガイド板を設け、処理液噴射部6、7に近接した出口側に衝突部10、11と、滞溜槽2、3の入口側8、9に衝突部12、13を設け繰返し循環することにより、布帛等に効果的な均染性による染色時間の短縮及び解撚作用を与えるようにした液流処理装置。
請求項(抜粋):
互いに連通した2つの滞溜槽と、これら滞溜槽の出口側ヘッダ部下流にそれぞれ設けた処理液噴射部と、これら処理液噴射部に一端を接続し、他端を他の滞溜槽の入口側に連結した移送通路とからなる1チューブ2滞溜槽とした処理機を1組とし、この1組もしくは2組以上をそれぞれ前記移送通路で順次連結し、2組以上の場合各チューブの隣接する滞溜槽間を連通する連通管を設け、この処理機に布帛等の長尺繊維製品を装填して、前記処理液噴射部の液流により繊維製品を1チューブ又は多チューブ内を循環又は連続して移行させる間に染色その他の処理をするように設け、前記処理液噴射部に近接した出口側と前記滞溜槽の入口側とにそれぞれ液流と共に繊維製品に叩打作用を与える衝突部を設けたことを特徴とする布帛等の液流処理装置。
IPC (3件):
D06B 3/28 ,  D06B 3/10 ,  D06B 5/08

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