特許
J-GLOBAL ID:200903006906820882

ステアリングロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169276
公開番号(公開出願番号):特開平8-034317
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 無理に操舵が続けられた場合にも破損せず、かつ回転トルクも低下しないステアリングロック装置を得る。【構成】 キーロックカラー12と一体的に、断面形状が四角形に近い弾性筒30,32を設け、それらとステアリングシャフト10の外周面との間の周方向に漸変する隙間36に、直径が隙間36の最狭部38より大きい4個のボール40を等角度間隔に配設する。ロック状態でハンドルの回転操作が行われても、その操作トルクが法定回転トルクより小さければ、ボール40は最狭部38の手前で停止し、シャフト10の回転を阻止する。無理に大きなトルクが与えられた場合には、ボール40が最狭部38を越えて転動し、シャフト10の回転を許容するため、装置の破損が防止される。シャフト10が無理に回し続けられても、ボール40や弾性筒30,32は摩耗せず、回転トルクは低下しない。
請求項(抜粋):
ステアリングシャフト側部材に設定トルク以下のトルクでは相対回転不能に嵌合されたキーロックカラーに、非回転部材に保持されたロック部材が係合することによりステアリングシャフトの回転を抑制するステアリングロック装置であって、弾性変形可能な弾性筒を前記キーロックカラーと一体的に設け、その弾性筒の内周面と前記ステアリングシャフト側部材の外周面との少なくとも一方の断面形状を非円形とすることによりそれら内周面と外周面との間の隙間を周方向に漸変させるとともに、その隙間内に断面形状が円形であり隙間の最狭部より直径が大きい転動体を配設したことを特徴とするステアリングロック装置。
IPC (2件):
B60R 25/02 ,  E05B 65/12

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