特許
J-GLOBAL ID:200903006914600824

超音波モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327511
公開番号(公開出願番号):特開平7-184378
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、従来の超音波モータの欠点を排除した、小型軽量で、ステータおよびロータ並びに軸の同軸度が高く、コストも安価な超音波モータを提供する。【構成】 本発明による超音波モータは、ステータ1とロータ16とを収容するモータケースがなく、ステータ1とロータ16とは露出している。また、ステータ1の支持部8にはオイルレスメタル7とボールベアリング6とが固定されており、両者に軸15(ロータ16に固定されている)が回転可能に支持されている。また、該支持部8には該ステータ1を取付板20に取付けるためのねじ孔12が設けられていて、該ステータと該ロータ16とを一体にして他部材にも取付けることができる。本発明の構成によれば、ステータに固定されている2個の軸受にロータの軸15が支持されているので、ステータ、ロータ、軸の3者同軸度が高く、また、構造も簡単であるためコストも安価となる。
請求項(抜粋):
進行波振動を生じる円環状の振動部を有するとともに該振動部を支えるための支持部を中心部分に具備している円板状もしくは車輪状のステータと、該振動部のみに圧接されて該ステータの一方の端面に対向して配置された円形ロータと、該ロータの中心に固定されるとともに該ステータの該支持部の中心を貫通して該ロータとは反対側の方向に延在する回転軸と、を有して成る超音波モータにおいて、該ステータ及び該ロータはケース等の筐体に収容されることなく露出しており、該支持部の該ロ-タに対向しない端面にはモータ本体を他部材に取付けるための取付手段が設けられており、該支持部の中心には該回転軸を回転可能に支持する2個の軸受部材が設けられ、該軸受部材のうちで該ロータから遠い位置に配置されている軸受部材には該振動部を該ロータに圧接させるための加圧手段が係合していることを特徴とする超音波モータ。

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