特許
J-GLOBAL ID:200903006925607790

シャフトと自在継手のヨークとの結合部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309601
公開番号(公開出願番号):特開平10-148215
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 抑えボルト15aの緊締に基づいて、シャフト7とヨーク3との心合わせを行ないつつ、これらシャフト7とヨーク3とを結合固定できる構造を実現する。【解決手段】 抑えボルト15aに、外周面が楕円形の心合わせ用ナット21を螺合させる。抑えボルト15aをねじ孔12に螺合させると、この心合わせ用ナット21の外周面がシャフト7の外面を押圧し、このシャフト7とヨーク3との心合わせを行なう。又、心合わせ用ナット21の初期位置が不適であっても、上記心合わせ用ナット21の雌ねじ部23が裂断等する。従って、この心合わせ用ナット21が上記抑えボルト15aの回転の妨げにはならない。
請求項(抜粋):
使用時に回転するシャフトと、このシャフトの先端部外周面に形成された、互いに平行な1対の外側平面と、片側方が開口した基端部を有し、自在継手を構成するヨークと、互いに離隔して配置され、それぞれの内側面を上記各外側平面と対向する抑え面として、上記基端部を構成する1対の抑え板部と、一方の抑え板部に設けたねじ孔と、他方の抑え板部の開口側端部に形成した、上記ねじ孔と同心でこのねじ孔よりも大径の通孔と、この通孔を挿通した状態で、その先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔に螺合させる抑えボルトとを備えたシャフトと自在継手のヨークとの結合部に於いて、上記抑えボルトの雄ねじ部は上記1対の抑え板部の間部分にも存在しており、上記雄ねじ部にはこの間部分で心合わせ用ナットが螺合しており、この心合わせ用ナットの外周面形状はこの心合わせ用ナットの中心軸をその中心とする円筒面とは異なり、回転に伴って上記シャフトの先端部を上記ヨークの基端部の奥部に押し込む曲面形状であり、上記心合わせ用ナットと上記抑えボルトとの間には、これら心合わせ用ナットと抑えボルトとの相対回転に要するトルクを大きくする為のトルク増大手段が設けられており、このトルク増大手段は、上記1対の抑え板部の抑え面を上記1対の外側平面に強く押し付けるべく、上記ねじ孔に螺合した上記抑えボルトを強く緊締した状態では、この抑えボルトと上記心合わせ用ナットとの相対回転を許容するものである事を特徴とするシャフトと自在継手のヨークとの結合部。
IPC (3件):
F16D 1/08 ,  B62D 1/20 ,  F16D 3/26
FI (3件):
F16D 1/08 ,  B62D 1/20 ,  F16D 3/26 X

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