特許
J-GLOBAL ID:200903006925702009

温度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-098753
公開番号(公開出願番号):特開平10-288557
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 メモリ上に記憶させるデータ量を減らし変換精度を向上させる。【解決手段】 抵抗体の抵抗値または熱電対の熱起電力を測定して温度を求めるにあたり、ニュートン法,割線法または反復法などの収束演算を利用することによりメモリ容量を減少させ、変換精度を上げる。図1はニュートン法(または割線法)の概念を説明するもので、抵抗体の抵抗値Rが温度の関数f(t)であるとき、或る抵抗測定値をRm としてf(t)-Rm =g(t)の関係を満たす関数g(t)を想定し、温度と抵抗値の関係をメモリに記憶させずに、g(t)=0をニュートン法により直接求める。
請求項(抜粋):
抵抗体の抵抗値を測定して温度を測定するに当たり、前記抵抗体の抵抗値Rが温度tの関数fとなっていて、 R=f(t) ...(1)という形で表わされる場合に、前記関数fと前記抵抗体の抵抗測定値Rm から次の(2)式のように表わされる関数gと、 g(t)=f(t)-Rm ...(2)関数g(t)の1回微分関数g’(t)とで表現される次の(3)式と、温度tの所定の初期値t0 により帰納的に生成される数列{tn }の収束値を温度の測定値とすることを特徴とする温度測定方法。 tn =tn-1 -g(tn-1 )/g’(tn-1 ) ...(3)

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