特許
J-GLOBAL ID:200903006934343607

油圧式パルスレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-097619
公開番号(公開出願番号):特開平6-304878
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、製造、組立が容易で且つブレードによる油室のシール効果を高めるようにした2ブレードの油圧式パルスレンチに関する。【構成】 エア圧によって回転するライナ3内に一対のブレード5付きの主軸4を設け、ライナ内周部3aに連突起部15と小突起部16を設けて、連突起部15の中央部と小突起部16の位相を180度対向する位置とし、連突起部15の一方側の突起と小突起部16に各ブレード5、5を当接させてシールする。このため、主軸4には中心線Pから所定量オフセットする位置にブレード溝21aを形成し、このブレード溝21a内に該溝幅より幅狭な一対のブレード5を配設して夫々外側に向けて付勢する。又、このブレード5の先端面を小突起部16周辺のライナ内周部3bの曲率と略々同一にする。
請求項(抜粋):
駆動源によって回転するライナ内に一対のブレード付きの主軸を設けて相対回転可能とし、この主軸に対してライナを回転させることでライナの内周面に形成される一対のシール部と各ブレード先端面を当接させて高圧と低圧の油室を形成し主軸に衝撃的なトルクを発生させるようにした油圧式パルスレンチにおいて、前記ライナ内周面の一対のシール部を180度対向する位置から位相をずらして形成するとともに、前記主軸には中心線から所定量オフセットする位置に一対のブレード溝を形成し、各ブレード溝内に該溝幅より幅狭なブレードを配設して夫々外側に向けて付勢したことを特徴とする油圧式パルスレンチ。

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