特許
J-GLOBAL ID:200903006936492723

アルミナ基焼結材料及び該材料からなる支持台を用いた磁器誘電体共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219909
公開番号(公開出願番号):特開平10-101406
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 無負荷Q値が大きく、且つ優れた熱伝導性をも有する支持台が得られるアルミナ基焼結材料及びこの支持台を用いた磁器誘電体共振器を提供する。【解決手段】 Al2 O3 粉末に、助剤成分として所要量のMgO粉末、CaO粉末及びSiO2 粉末を配合し、乾式混合した後、適量の有機バインダと水とを加え、ボールミルによって湿式粉砕した。その後、スプレードライヤにより造粒し、この造粒された原料を用い、静水圧プレス法によって成形体とした後、焼成して焼結体を得た。この焼結体を研磨して所定形状及び寸法の支持台を得る。特に、Al2 O3 を99.5〜99.8重量%とし、CaO、MgO及びSiO2の重量分率を特定することにより、より優れた性能の支持台とすることができる。また、この支持台を介して共振器本体を円筒状の金属容器の内表面の底面中央部にPTTFによって接合、固定し、磁器誘電体共振器を作製する。
請求項(抜粋):
一端が共振器本体に接合され、他端が金属容器の内面に固定された支持台の形成に用いられるアルミナ基焼結材料において、該焼結材料は、Al2 O3 、MgO、CaO及びSiO2 の合計量を100重量%とした場合に、1.0重量%以下(0重量%は含まない。)のMgO、0.02〜1.0重量%のCaO及び0.1〜1.0重量%のSiO2 を含有することを特徴とするアルミナ基焼結材料。(但し、上記Al2 O3 が99.2〜99.8重量%であり、且つ上記MgO、上記CaO及び上記SiO2 の合計量を100重量%とした場合に、該SiO2が40〜60重量%である場合を除く。)
IPC (3件):
C04B 35/10 ,  H01B 3/08 ,  H01P 7/10
FI (3件):
C04B 35/10 Z ,  H01B 3/08 A ,  H01P 7/10

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