特許
J-GLOBAL ID:200903006940090370

滅菌液体送出用の高圧液体ディスペンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010300
公開番号(公開出願番号):特開平6-063055
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】必要な量の滅菌液体を無菌状態かつ気泡なしで供給できる。【構成】圧力容器(48)内には貯蔵容器(34)が交換可能に挿入されている。貯蔵容器(34)内には滅菌液体(8)が無圧または無圧に近い状態で貯蔵されている。圧力容器(48)は圧力流体にて制御されるポンプピストン(62)を有し、このピストン(62)により滅菌液体(4)を貯蔵容器(34)内に押し出すとき、滅菌液体(4)に発生する圧力は貯蔵容器(34)内に貯蔵されている滅菌液体(8)の圧力よりも大きくなるように設定されている。ピストン(62)により貯蔵容器(34)からカテーテル(6)内に押し出される。
請求項(抜粋):
滅菌液体(4)が、鋭い液体ジェット(10)の形でカテーテル(6)のノズル(12)から噴出して人又は動物の組織(8)内で組織部分、沈着物又は異物を切り離し及び破砕し、あるいはそのいずれかを行い、その際に小さな粒子を形成し、そして次にこれらの粒子を伴って前記カテーテル(6)の収容開口部(16)を介してカテーテル(6)内に還流し該カテーテルを通って組織(8)から排出されるような高圧によって、組織(8)に挿入されているカテーテル(6)に滅菌液体(4)を送出するための高圧液体ディスペンサにおいて、前記滅菌液体(4)が圧力容器(48)内に交換自在に挿入されている貯蔵容器(34)内に滅菌状態で貯蔵されていることと、前記圧力容器(48)が、貯蔵容器(34)からカテーテル(6)内に滅菌流体(4)を高圧で押し出すための、圧力流体によって制御自在のポンプピストン(62)を備えていることと、前記ポンプピストン(62)が貯蔵容器(34)内で滅菌液体(4)に発生させる高圧力を、圧力容器(48)が受けるように、貯蔵容器(34)が圧力容器(48)により支持されることと、前記貯蔵容器(34)の内圧が圧力容器(48)の内圧よりも実質的に小さいことと、前記貯蔵容器(34)内の滅菌液体(4)が、無圧力で又は所定の負圧力で又は所定の低い正圧力で貯蔵されており、その圧力がポンプピストン(62)によって液体(4)で発生される圧力よりも実質的に低いこととを特徴とする高圧液体ディスペンサ。

前のページに戻る