特許
J-GLOBAL ID:200903006946450891

電動式動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-062092
公開番号(公開出願番号):特開平5-262242
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 電動機が故障によりロックした場合にも、ステアリングホイールを回すことによる入力を操舵輪に伝える。ラック軸およびステアリングホイールが転舵位置から中立位置に戻るさいの戻り性能を向上させる。操舵輪の戻り時にラック軸に操舵輪側から大きな入力が発生した場合のラック軸およびステアリングホイールの急激な戻りを防止する。【構成】 ハウジング1に支持されたラック軸2の周囲に、円筒状ボールねじ軸16をラック軸2に対して回転はしうるが軸方向に移動しないように嵌める。ボールねじ軸16を、ハウジング1に回転自在に取付けられたボールナット18に循環ボール19を介してねじ嵌める。ラック軸2とボールねじ軸16との間に、ボールねじ軸16がラック軸2の回りに回転する慣性力が所定値以上である場合に両者をロックし、所定値未満である場合に両者のロックを解除して相互に自由回転させるクラッチ21を設ける。
請求項(抜粋):
ハウジングに支持され、かつステアリングシャフトに連結された軸のピニオンと噛み合うラックが形成されたラック軸と、ラック軸に補助操舵力を付与する電動機とを備えており、ハウジングに、ボールナットがハウジングに対して回転はしうるが軸方向に移動しないように取付られるとともに、電動機とボールナットとの間に、電動機の回転をボールナットに伝えてこれを回転させる伝動手段が設けられている電動式動力舵取装置であって、ラックから軸方向にずれた位置において、ラック軸の周囲に、円筒状ボールねじ軸がラック軸に対して回転はしうるが軸方向に移動しないように嵌められるとともに、ボールねじ軸がボールナットに循環ボールを介してねじ嵌められ、ラック軸とボールねじ軸との間に、ボールねじ軸がラック軸の回りに回転する慣性力が所定値以上である場合に両者をロックし、所定値未満である場合に両者のロックを解除して相互に自由回転させるクラッチが設けられている電動式動力舵取装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 3/08

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