特許
J-GLOBAL ID:200903006947695880

蒸発燃料放出抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338346
公開番号(公開出願番号):特開平8-189423
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 タンク本体の上部と給油管の入口部との間を結ぶ通路の本数を減らすことができる蒸発燃料放出抑制装置を提供する。【構成】 蒸発燃料放出抑制装置では、タンク本体1の上部に第1蒸発燃料通路3の一端が接続されており、他端は燃料タンクTからの蒸発燃料を吸着するキャニスタCに接続される。第1蒸発燃料通路3の途中には、給油時に開弁する開閉弁Vが設けられている。第1蒸発燃料通路3と開閉弁Vの背圧室11との間には、第2蒸発燃料通路22が設けられており、第2蒸発燃料通路22の途中にはチェック弁25が介在されている。チェック弁25はタンク本体1側の蒸発燃料圧が所定の開弁圧以上となったときに開弁してタンク本体1側から給油管2の入口部2a側に蒸発燃料を還流する。通常の給油時に燃料タンクT内で発生した蒸発燃料は、第1蒸発燃料通路3を介してキャニスタCに導かれると共に、第2蒸発燃料通路22および圧力導入通路15を介して給油管2の入口部2aに導かれる。蒸発燃料を還流する通路を1本にしたので、通路の配置を簡単にできる。
請求項(抜粋):
給油管を有する燃料タンクからの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとの間を結ぶ第1蒸発燃料通路と、該第1蒸発燃料通路に設けられ、前記第1蒸発燃料通路を介して前記燃料タンクに通じる正圧室および圧力導入通路を介して給油管の入口部と連通する背圧室を有し、前記正圧室と背圧室の差圧に応じて第1蒸発燃料通路を開閉する開閉弁とを備えた蒸発燃料放出抑制装置において、前記燃料タンクと、前記背圧室または前記圧力導入通路とを連通する第2蒸発燃料通路と、該第2蒸発燃料通路内を流れる蒸発燃料量を制限する流量制限手段とを設けたことを特徴とする蒸発燃料放出抑制装置。
IPC (5件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311 ,  B60K 15/077 ,  B60K 15/04 ,  F02M 37/00 301
FI (2件):
B60K 15/02 L ,  B60K 15/04 C

前のページに戻る