特許
J-GLOBAL ID:200903006950670570

渦電流式減速装置の制動ドラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353625
公開番号(公開出願番号):特開平10-178771
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 鉄または鉄合金製の制動ドラムの内周面に銅層を形成する場合に、接合部の組成を緩やかに変化させることにより、接合部で電気抵抗、透磁率などの物性が急激に変化するのを抑え、全体として渦電流の電気抵抗を減じ、高温でも安定した高い制動トルクが得られるようにスル。【解決手段】 鉄を主成分とする渦電流式減速装置の制動ドラムにおいて、制動ドラム13の端面にニツケル層34を厚さ0.5〜2mmに肉盛り溶接し、ニツケル層34の表面に所望の厚さの銅層35を肉盛り溶接する。制動ドラム13の端面の母材である鉄層33とニツケル層34との境界および母材である銅層35とニツケル層34との境界に、それぞれ40〜60%の母材を含みかつ母材の含有量がニツケル層34の中心部へ向けて次第に少くなる合金層が存在させる。
請求項(抜粋):
回転軸に結合した鉄を主成分とする制動ドラムと、該制動ドラムの内部に配置した磁性体からなる磁石支持筒と、該磁石支持筒に前記制動ドラムの内周面と対向するように結合した多数の磁石とを有する渦電流減速装置において、前記鉄を主成分とする制動ドラムの端面に厚さ0.5〜2mmのニツケル層を肉盛り溶接し、前記ニツケル層の表面に銅層を肉盛り溶接したことを特徴とする渦電流式減速装置の制動ドラム。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-088867
  • 渦電流式ブレーキの回転体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069813   出願人:東京部品工業株式会社, 新日本製鐵株式会社
  • 特開平1-288636
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