特許
J-GLOBAL ID:200903006951062611
測定システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211995
公開番号(公開出願番号):特開平7-062719
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【構成】 本発明の測定システムは、下水道網6の流路内にOTDR形変位計またはOTDR形熱伝達率計2の光ファイバ7が敷設され、光ファイバ7に分散配置された水位測定点からの水位と場所の情報が雨水排水制御装置1に伝送され、この装置1が、水位と場所の情報及びレーダ雨量計9,降雨計10からの各地点の雨量の情報に基き流路を流れる雨水の量を水位変化からとらえ、降雨量と流路内水位変化との関連をモデル化するとともに、流路中を進んで来る増水先端の量の程度と下水道網下流の雨水ポンプ4への到達時刻とを予測し、このポンプの稼働開始時刻の決定,到達水量に見合うポンプ台数の決定,到達時に最適回転数になるようなポンプのフィードフォワード制御等を行なうことを特徴とする。【効果】 増水先端の位置を刻々検知できるので、雨水ポンプの稼働開始が早すぎたことによるポンプ軸焼付等を解消できるとともに、排水システムの最適且つ安全方向への制御を可能にする。
請求項(抜粋):
下水道網の非満流体流路内に、この流路の水位に応動して光ファイバに応力を与えるアクチュエータが所要の距離間隔で分散配置されたOTDR変位計の光ファイバが前記下水道網の広域にわたって敷設され、この光ファイバの多数の水位測定点からの水位と場所の情報が雨水排水制御装置に伝送され、この雨水排水制御装置が、入力した前記水位と場所の情報およびレーダ雨量計,多数分布配置された降雨計からの各地点の降雨量の時間的変化の情報に基き流路を流れる雨水の量を各測定点での水位変化からとらえ、降雨量と流路内水位変化の具合との関連を相関演算により求めてモデル化を行なうとともに、流路中を進んで来る増水先端の量の程度と前記下水道網の下流側合流点よりも下流に設けられた雨水ポンプへの到達時刻とを予測し、この雨水ポンプの稼働開始時刻の決定,到達水量に見合うポンプ台数の決定,到達の直前に最適の回転数になるようなポンプのフィードフォワード制御等排水システムの安全方向への制御を行なうことを特徴とする測定システム。
IPC (4件):
E03F 5/22
, G01F 22/00
, G01F 23/00
, G01W 1/10
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