特許
J-GLOBAL ID:200903006958262438

隆起抵抗感知アレーを用いた指紋検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-019952
公開番号(公開出願番号):特開平8-287240
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【課題】 必要なデータ処理を簡単化しそして全消費電力を低減するように少数の感知素子を有する感知アレーを用いた指紋検出器を提供する。【解決手段】 指紋検出器は、表皮抵抗感知アレーを使用し、該感知アレーは、その表面を横切って指先を移動したときにサンプル軌道信号を発生する。サンプル軌道信号は、指先の隆起部及び谷部の抵抗の電気的コンダクタンスの変化を表す。指紋検出器は、プロセッサに接続されたサンプリング回路も備えている。更に、表皮抵抗感知アレーに対して指先を移動することにより指紋を検出して照合する技術も開示される。発生されるサンプル軌道信号は、サンプリング回路によりデジタル信号に変換される。プロセッサは、既知の基準軌道信号と比較するためにデジタルサンプル軌道信号を受け取る。プロセッサは、同じ指先が両方の信号を発生するスレッシュホールド確率を越えた場合に照合信号を発生する。基準軌道信号は、装置に一体化されたメモリに記憶されるか、又は外部記憶装置からデータインターフェイスを経て与えられる。
請求項(抜粋):
指先の表皮抵抗をサンプル軌道信号へと変換するための感知アレー手段を備え、上記サンプル軌道信号は指先の表皮抵抗の電気的コンダクタンスの変化を表し、上記感知アレー手段は、指先に接触するように配置された少なくとも1つのセンサであって、指先と該センサとの間の相対的な移動を許すようなセンサを含み、このセンサは、指先と感知アレー手段が互いに対して移動するときに隆起部と谷部の表皮抵抗に対応する上記サンプル軌道信号を発生し、更に、上記感知アレー手段に接続され、上記サンプル軌道信号を量子化するためのサンプリング手段と、上記サンプリング手段に接続されて、上記サンプル軌道信号を基準軌道信号と比較し、そして指先が上記サンプル軌道信号及び基準軌道信号の両方を発生した確率に関連した照合信号を発生するための処理手段とを備えたことを特徴とする指紋検出器。
IPC (2件):
G06T 1/00 ,  G01B 7/28
FI (2件):
G06F 15/64 G ,  G01B 7/28 C

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