特許
J-GLOBAL ID:200903006962214502

電子制御式燃料噴射方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129112
公開番号(公開出願番号):特開平8-303288
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射が電子制御されているディーゼルエンジンの車両において、高地走行時に大気圧センサが故障しても、黒煙を排出することなく走行するための電子制御式燃料噴射方法を提供すること。【構成】 噴射量を制御マップより求めるためには、大気圧も検出する必要がある。エンジン始動前に吸気管内圧センサで検出した吸気管内圧と大気圧センサで検出した大気圧とは、センサが正常なら等しい筈であるから、等しくない時には大気圧センサ故障と判定し、この時検出した吸気管内圧を記憶しておく。そして、走行中に制御マップより噴射量を求めるに当たっては、記憶しておいた吸気管内圧を大気圧の代用として用いる。エンジン始動を行った地点での大気圧が制御マップに適用されるので、高地でエンジン始動して走行する場合、大気圧センサが故障していても、大気圧として固定値を用いていた従来に比べて、黒煙等の発生を減少することが出来る。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンへの燃料噴射量をエンジン回転数,アクセル開度,大気圧およびブースト圧を基に予め定めた制御マップより求めて噴射する電子制御式燃料噴射方法において、エンジン始動前に大気圧センサで検出した大気圧と吸気管内圧センサで検出した吸気管内圧とが、等しければ大気圧センサは正常と判定し、等しくなければ大気圧センサは故障と判定し、大気圧センサ故障と判定した時には、エンジン始動前に吸気管内圧センサで検出した吸気管内圧を、大気圧の代わりに用いて噴射量制御をすることを特徴とする電子制御式燃料噴射方法。
IPC (2件):
F02D 41/22 380 ,  F02D 41/04 380
FI (2件):
F02D 41/22 380 A ,  F02D 41/04 380 N
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平2-095742
  • 特開平2-095742
  • 特開平4-231651
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