特許
J-GLOBAL ID:200903006965476419

玉軸受用保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-018407
公開番号(公開出願番号):特開平10-213138
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 低トルク性、低トルク変動性、およびグリース潤滑性を共に向上させる。【解決手段】 ポケット3を形成する爪2の間で、外周部および内周部にグリース飛散防止壁4,5を設ける。この壁の高さhをグリース溜空間6の深さHの20〜80%の範囲とする。グリース飛散防止壁4,5には切欠部7を設ける。グリース飛散防止壁4,5の内壁面は、幅方向中間部でグリース溜空間6が広がる形状とする。グリース溜空間6はボールピッチ円PCDよりも深くする。グリース溜空間6の底面には凹部8およびこの凹部8から環状体内径面に通じる案内溝9を設ける。
請求項(抜粋):
環状体の一側面の円周方向複数箇所に、前記円周方向に対面する一対の爪を設けて両爪の間にボールを保持するポケットを形成した玉軸受用保持器において、前記環状体の外周部および内周部の少なくとも一方に、隣合うポケットの背を向け合う爪の間で突出するグリース飛散防止壁を設け、このグリース飛散防止壁の高さを、前記背を向け合う爪の間で形成されるグリース溜空間の深さの20〜80%の範囲とし、前記グリース飛散防止壁の幅方向中間部に切欠部を設けると共に、このグリース飛散防止壁の内壁面を、幅方向中間部で前記グリース溜空間が広がる形状とした玉軸受用保持器。

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