特許
J-GLOBAL ID:200903006965821370
燃料噴射ポンプ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-304519
公開番号(公開出願番号):特開平8-210222
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 小さな吐出量しか必要としない低負荷範囲における良好な調整特性を、簡単かつ安価に得ることができる燃料噴射ポンプを提供する。【解決手段】 ディーゼル機関用の列型燃料噴射ポンプにおいて、抑制制御縁23がその経過に沿って、ポンプピストン11の軸線29に対して異なった傾斜角α1,α2をもつ少なくとも2つの区分231,232を有しており、大きな傾斜角α2を有する制御縁区分23)が、次のようなポンプピストン範囲に、すなわち小さな吐出量(内燃機関の低負荷範囲)のためのポンプピストン11の回動位置において、ポンプピストン行程中に制御孔18を擦過するようなポンプピストン範囲に、設けられている。
請求項(抜粋):
内燃機関用の燃料噴射ポンプ、特にディーゼル機関用の列型燃料噴射ポンプであって、ポンプシリンダ(12)内で軸方向において往復駆動されるポンプピストン(11)が設けられていて、該ポンプピストン(11)が端面(111)で、圧力導管(14)に接続されたポンプ作業室(13)を制限しており、ポンプピストン(11)が、燃料を満たされた吸込み室(20)と接続されている、ポンプシリンダ(12)に設けられた少なくとも1つの制御孔(18,19)と共働して、吐出開始及び吐出終了を決定するようになっており、この場合ポンプピストン(11)の端面(111)に配置された上側の制御縁(24)が吐出開始を決定し、かつ、ポンプピストン(11)の全周の一部にわたって斜めに延びていて常にポンプ作業室(13)と接続されている外側の制御溝(22)に構成された下側の制御縁(抑制制御縁23)が、吐出終了を決定するようになっており、さらに、ポンプシリンダ(12)に対して相対的にポンプピストン(11)を回動させる吐出量調整装置(25)が設けられている形式のものにおいて、抑制制御縁(23)がその経過に沿って、ポンプピストン(11)の軸線(29)に対して異なった傾斜角(α1,α2)をもつ少なくとも2つの区分(231,232)を有しており、大きな傾斜角(α2)を有する制御縁区分(232)が、次のようなポンプピストン範囲に、すなわち小さな吐出量(内燃機関の低負荷範囲)のためのポンプピストン(11)の回動位置において、ポンプピストン行程中に制御孔(18)を擦過するようなポンプピストン範囲に、設けられていることを特徴とする、燃料噴射ポンプ。
IPC (2件):
F02M 59/26 310
, F02M 59/26 320
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-295173
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燃料噴射ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-020282
出願人:日本電装株式会社
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特開昭57-176355
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