特許
J-GLOBAL ID:200903006973579294

オーディオ信号再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-234633
公開番号(公開出願番号):特開平7-093900
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 オーディオ信号再生装置において記録媒体からの読出原信号の低次高調波成分だけでなく高次高調波成分を簡単な構成で生成して読出原信号に加えることにより、自然な再生音を得る。【構成】 記録媒体から読み出されて得られたPCMディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数fs /2以下の読出原信号成分のみをオーバサンプリングディジタルローパスフィルタによって抽出し、オーバサンプリングディジタルローパスフィルタの出力オーディオ信号とその絶対値成分を含む信号とを乗算することにより高調波成分を生成してその高調波成分のうちのfs /2以上の高調波成分を抽出して読出原信号成分に重畳する。【効果】 簡単な構成でかつ低コストで読出原信号の低次高調波成分から高次高調波成分まで生成することでき、記録媒体への録音時に急峻な特性のフィルタでカットされた信号成分を再現することができる。
請求項(抜粋):
記録媒体から読み出して得られたPCMディジタルオーディオ信号から原オーディオ信号を再生するオーディオ信号再生装置であって、前記PCMディジタルオーディオ信号を受けそのサンプリング周波数のほぼ1/2の周波数以上の成分を減衰させかつサンプリング周波数をn(nは2以上の整数)倍にして新たなサンプリング点を補間するオーバサンプリングディジタルローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力オーディオ信号とその絶対値成分を含む信号とを乗算するディジタル乗算手段と、前記サンプリング周波数のほぼ1/2の周波数以下の前記乗算手段の出力オーディオ信号成分を減衰させるディジタルハイパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力オーディオ信号と前記ハイパスフィルタの出力オーディオ信号とを加算して得られる加算信号を前記原オーディオ信号とする加算手段と、を有することを特徴とするオーディオ信号再生装置。

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