特許
J-GLOBAL ID:200903006973732866
ホログラフィックステレオグラム作成装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072438
公開番号(公開出願番号):特開平7-049648
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 ホログラフィックステレオグラムを作成する装置において、物体光および参照光を走査することによりホログラム記録材料の転送機構を不要とする。【構成】 SLM11に表示された1フレーム画像のホログラム感光材料14上への記録が終了すると、SLM11に新たなフレーム画像が書き込まれ、これと同時に物体光照射光学系ステージ21と参照光照射光学系ステージ22が互いに逆方向に所定ピッチだけ移動し、これにより感光材料14上の既にホログラム記録がなされた領域に隣接した領域に物体光および参照光が照射され、この領域に新たなホログラムが記録されることとなる。以後、この手順が繰り返され、全てのフレーム画像に対応した短柵状のホログラム画像が感光材料14上に並列して記録され、1枚のマルチプレックスホログラム(MH)の記録が終了する。
請求項(抜粋):
コヒーレントな光ビームを出力する光源と、このコヒーレントな光ビームを物体光用ビームと参照光用ビームの2系路に分割する光分割手段と、該物体光用ビームを照射する第1の光ビーム照射光学系と、該参照光用ビームを照射する第2の光ビーム照射光学系と、これら2つの光ビームを用いて感光材料上にホログラムを形成するホログラム光学系を備えてなるホログラフィックステレオグラムの作成装置において、前記ホログラム光学系が、前記第1の光ビーム照射光学系からの物体光用ビームを、該ホログラム光学系の光軸を含む所定の平面に平行な第1の平面内と該光軸に平行で該第1の平面と垂直となる第2の平面内では該光軸方向の異なる位置に収束せしめる光学系と、この光学系の後段の、前記第1および第2の平面内で共にビーム径が拡がった位置において前記光軸に垂直となるように配された電気信号書込型の空間光変調素子と、この空間光変調素子を透過し該素子に入力された画像情報を担持した物体光が前記第1の平面内において収束し前記第2の平面内において拡がった位置であって、かつ前記参照光用ビームからなる参照光が前記物体光と重なり合う位置に配設され、ホログラムパターンが記録される感光材料シートと、前記物体光を該感光材料シートに垂直入射せしめるための球面レンズとを有し、前記感光材料シート上に前記物体光と前記参照光の干渉による細長のホログラムパターンを順次並列して記録させるように前記分割された2つの光ビームを前記ホログラム光学系に対し相対的に走査せしめる光走査手段と、該光走査が所定量なされる度に前記空間光変調素子への画像書込みがなされるように制御するコントローラとを備えてなることを特徴とするホログラフィックステレオグラム作成装置。
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