特許
J-GLOBAL ID:200903006990607170

燃料電池発電装置およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-207149
公開番号(公開出願番号):特開平9-055219
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】様々な運転条件において燃料電池本体の損害を最少限に抑制し、燃料電池本体の長寿命化を図ること。【解決手段】燃料電池本体と、電力変換装置と、燃料処理装置と、酸化剤供給装置と、冷却水供給装置と、燃料電池本体に供給される燃料流量、水素濃度、酸化剤流量、冷却水の燃料電池本体入口温度と出口温度、燃料電池本体の出力直流電流、燃料電池本体の上部単セル/上部複数セルおよび下部単セル/下部複数セルの出力直流電圧を夫々検出する各検出手段と、燃料流量、水素濃度、酸化剤流量、冷却水温度、直流電流を基に電圧を演算し、かつ一定の許容電圧分を引いた制限電圧値を算出する電圧算出手段と、制限電圧値と燃料電池本体の出力直流電圧とを比較し信号を出力する電圧比較手段と、この出力信号を基に電力変換装置の出力電力を制御する出力制御手段とを備える。
請求項(抜粋):
電解質を含浸したマトリックスを挟んでアノード電極およびカソード電極を対向配置してなり、水素を主成分とする燃料を前記アノード電極に供給すると共に酸素等の酸化剤を前記カソード電極に供給して、当該燃料と酸化剤との電気化学的反応により電気出力を得るセルを、適宜冷却板を介在させて複数個積層して成る燃料電池本体と、この燃料電池本体から出力される直流電力を交流電力に変換して外部負荷に出力する電力変換装置と、前記燃料電池本体のアノード電極に燃料を供給する燃料処理装置と、前記燃料電池本体のカソード電極に酸化剤を供給する酸化剤供給装置と、前記燃料電池本体の冷却板に冷却水を供給する冷却水供給装置とから構成される燃料電池発電装置において、前記燃料処理装置から燃料電池本体に供給される燃料流量、水素濃度、前記酸化剤供給装置から燃料電池本体に供給される酸化剤流量、前記冷却水供給装置から燃料電池本体に供給される冷却水の燃料電池本体入口温度と出口温度、前記燃料電池本体から出力される直流電流、前記燃料電池本体の上部単セルまたは上部複数セルおよび下部単セルまたは下部複数セルから出力される直流電圧をそれぞれ検出する各検出手段と、前記各検出手段によりそれぞれ検出された燃料流量、水素濃度、酸化剤流量、冷却水温度、直流電流に基づいて電圧を演算し、かつ当該演算された電圧から一定の許容電圧分を引いた保護停止をかける制限電圧値を算出する電圧算出手段と、前記電圧算出手段により算出された制限電圧値と前記検出手段により検出された燃料電池本体の出力直流電圧とを比較し信号を出力する電圧比較手段と、前記電圧比較手段からの出力信号に基づいて、前記電力変換装置の出力電力を制御する出力制御手段と、を備えて成ることを特徴とする燃料電池発電装置。
FI (2件):
H01M 8/04 P ,  H01M 8/04 Y

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