特許

J-GLOBAL ID：200903006998973205

食用可塑性スプレッド

発明者： サッセン、コルネリス・ローレンティヌス ,  ジョング、ジェロエン・ピー・ジェイ・デ ,  ヴリース、イサベル・デ ,  メーテレン、ヨハンナ・アントニア・ヴァン
出願人/特許権者： ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
代理人 (1件)： 山崎 行造 (外2名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-500125
公開番号（公開出願番号）：特表平11-500318
出願日： 1996年05月29日
公開日（公表日）： 1999年01月12日
要約：

【要約】連続する脂肪相及び任意に水相からなる食用可塑性スプレッドを提供する。このスプレッドにおいて、脂肪相の脂肪は多くとも5%のトランス不飽和脂肪酸残基を含み、40乃至90%の液性油及び60乃至10%の構造化脂肪からなる。構造化脂肪は化学的に修飾されていないパーム油又は一つ以上のパーム油画分又はそれらの2以上の組み合わせを含み、エステル交換された脂肪が構造化脂肪の多くとも70%となるように、水素添加された及び/又はエステル交換された脂肪及び/又は動物性脂肪を含む。脂肪は、多くともX%の対称POPトリグリセリド又はX%以上の対称POPトリグリセリド及び非対称PPOトリグリセリドを、P2O≦16-4(POP/PPO)(ここにおいて、Pはパルミチン酸残基、Oはオレイン酸残基、P2OはPOPとPPOトリグリセリドの合計を表し、X=3.5である)となり、N20≧4.5を有するように含む。製品中に、5°Cで少なくとも3週間貯蔵する場合、実質的に肉眼で見える大きさの脂肪粒子は生長しない。

請求項（抜粋）：

連続する脂肪相及び任意に水相からなる食用可塑性スプレッドであって、ここにおいて、脂肪相の脂肪は *多くとも5%、好ましくは0乃至3%のトランス不飽和脂肪酸残基を含有し、 *40乃至90%、好ましくは50乃至85%の液性油及び60乃至10%、好ましくは50乃至15%の構造化脂肪を含み、構造化脂肪は、 -化学的に修飾されていないパーム油又は一つ以上のパーム油画分又は2つ以上のこれらの組み合わせを含み、 -エステル交換された脂肪の量が多くとも70%の構造化脂肪となるような、水素添加された及び/又はエステル交換された及び/又は動物性脂肪を含有し、 *-多くともX%の対称POPトリグリセリド、又は -X%以上のの対称POPトリグリセリド及びP20≦16-4(POP/PPO)となるように非対称PPOトリグリセリドを含み、ここにおいてPはパルミチン酸残基を示し、Oはオレイン酸残基を示し、P2OはPOP及びPPOトリグリセリドの合計を示し、X=3.5であり、 *N20≧4.5、好ましくはN20≧5.0を有する、スプレッド。