特許
J-GLOBAL ID:200903007004372492

アクティブダンパの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-131919
公開番号(公開出願番号):特開平8-326833
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】構造物の揺れの挙動が運動モデルによるものと違う場合でも、スピルオーバが発生しないアクティブダンパの制御装置を提供することを目的とする。【構成】構造物に設置するアクティブダンパの制御装置において、構造物の揺れ速度を検出する速度計8と、構造物上を移動できる付加質量2と、モータ4と、付加質量の変位と速度を検出するセンサと、モータの回転を制御する手段7と、速度計からの信号と、センサからの信号を入力し、モータの回転を制御する手段7へ制御信号を出力する制御装置29を具備し、制御装置29は、構造物変位推定部20とH∞制御演算部21とからなり、H∞制御演算部21はH∞制御器であるH1 (S)とH2 (S)から成り、モータ4の回転を制御する手段7は、H∞制御演算部21の制御器及H1 (S)びH2 (S)からの信号を入力することを特徴とする。
請求項(抜粋):
構造物の風や地震に対する揺れを低減するために構造物に設置するアクティブダンパの制御装置において、(A)構造物(1)の揺れの速度を検出する速度計(8)と、(B)前記構造物(1)上を移動できる付加質量(2)と、(C)モータ(4)と、(D)前記モータ(4)の回転を付加質量(2)の移動に変える手段(3)と、(E)前記付加質量の変位と速度を、モータ(4)の回転量と回転速度により検出するセンサ(5、6)と、(F)前記モータ(4)の回転を制御する手段(7)と、(G)前記速度計(8)からの信号と、前記センサ(5、6)からの信号を入力し、前記モータの回転を制御する手段(7)へ制御信号(22)を出力する制御装置(29)を具備し、(H)前記制御装置(29)は、構造物変位推定部(20)とH∞制御演算部(21)とからなり、(I)前記H∞制御演算部(21)は、H∞制御器であるH1 (S)とH2 (S)から成り、H1 (S)制御器は、前記センサ(5、6)から付加質量(2)の変位を入力し、H2 (S)制御器は、前記速度計(8)からの信号を構造物変位推定部(20)を介して、構造物変位として入力し、(J)前記モータ(4)の回転を制御する手段(7)は、前記H∞制御演算部(21)の制御器及H1 (S)およびH2 (S)からの信号を入力することを特徴とするアクティブダンパの制御装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  E01D 1/00 ,  E04H 9/02 341 ,  G05D 19/02
FI (5件):
F16F 15/02 A ,  F16F 15/02 C ,  E01D 1/00 Z ,  E04H 9/02 341 D ,  G05D 19/02 D

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