特許
J-GLOBAL ID:200903007007161999

フック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 喜夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164800
公開番号(公開出願番号):特開平8-012250
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 安全性、操作性及び経済性に優れたフック装置であって、吊上げ対象物を所定の設置場所に設置したときに人手や電気的遠隔操作の助けをかりずにフック部を吊上げ対象物から確実に抜去することが出来る自動抜去式のフック装置を提供する。【構成】 フック装置を第1ロッド、第2ロッド、及びフックの主要な構成部材で構成するとともに、(i) 吊上げ対象物を吊上げた時、これら第1〜第2ロッド、及びフックを相互に軸着連接し、かつ上下方向に略一直線状に配置させるようにし、かつ、(ii) 吊上げ対象物を所定の設置場所に設置したとき、前記三部材の一直線状配列関係を相互に軸着回動により大きく変位させ、フック部材を吊上げ対象物から抜去しやすいようにその開口部を大きくした状態で固定するようにしたこと、を特徴とする自動抜去式フック装置。
請求項(抜粋):
1.所望の間隔をもって配置された左右壁板(1、2)であって、各壁板は所望長の上下方向の長孔(11、21)を有し、かつ略水平の底部(12、22)を有する左右壁板(1、2)、2.前記長孔(11、21)間に誇設され、かつ長孔(11、21)内で上下方向に移動可能に配設された第1及び第2ロッド接合ピン(3)、3.前記左右壁板(1、2)間に配設された第1ロッド(4)であって、一端部(41)がワイヤ固定部(42)を有し、他端部(43)が前記第1及び第2ロッド接合ピン(3)に軸着されるとともに他端部(43)の側部にロック係止部(44)を有する第1ロッド(4)、4.前記左右壁板(1、2)間に配設された一対の第2ロッド(5、6)であって、一端部(51、61)が前記第1ロッド(4)と共に前記接合ピン(3)に軸着され、かつ他端部(52、62)がフック(8)の基部(81)と共に第2ロッド及びフック接合ピン(7)に軸着された一対の第2ロッド(5、6)、5.フック(8)であって、フック(8)の基部(81)が前記第2ロッド及びフック接合ピン(7)により前記第2ロッド(5、6)と共に軸着され、かつフック(8)のフック開口部(82)とフック先端部(83)が前記左右壁板(1、2)の底部(12、22)の外方に配置されたフック(8)、6.前記左右壁板(1、2)間に配設されたロック爪(9)であって、前記第1ロッド(4)の他端部(43)が長孔(11、21)下部で位置規制されるときに、前記第1ロッド(4)のロック係止部(44)を係止ロックするロック爪(9)、7.前記左右壁板(1、2)間に配設されたフック案内ピン(10)であって、フック(8)の回動案内及び前記ロック係止部(44)とロック爪(9)が係合関係にあるときにフック(8)の開口部(82)の開口状態を維持するためのフック案内ピン(10)、から成ることを特徴とするフック装置。
IPC (2件):
B66C 1/34 ,  F16B 45/00

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