特許
J-GLOBAL ID:200903007015410531

薬剤に対して改変された感受性を示す変異型B型肝炎ウイルス(HBV)を検出する検定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 健
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-555867
公開番号(公開出願番号):特表2003-521249
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】本発明は、一般的に、薬剤に対して改変された感受性を示す変異型B型肝炎ウイルス(HBV)を検出する検定法に関する。この変異型HBVはバキュロウイルスベクターを用いて細胞に送達される。この同じ薬剤は一般に対照のHBVに対して特定の効果を持ち又は効果を持たない。この改変された感受性はウイルスの感染、複製、組立、及び/又は放出の過程の間のどの中間段階をも含むウイルス又はウイルス様粒子の感染、複製、組立、又は放出の一以上の段階に対する該薬剤の効果に関するものである。抗HBV剤に対する感受性が改変された変異型HBVの同定により、交差耐性を監視する手段、又は他の抗HBV剤に対する感受性が変化した変異型HBVに対して効果的な新規な治療法の開発、並びに適切な抗HBV剤の投与が保証されるように改良する必要のある治療法を監視することが可能となる。
請求項(抜粋):
ある薬剤に対して改変された感受性を示す変異型HBV(B型肝炎ウイルス)を検出する方法であって、 細胞に感染できるバキュロウイルスゲノムのある量を含む又はそれに融合した該変異型HBV由来のゲノムの複製能力ある量を含む遺伝子構築物を作成する工程、次いで該構築物で該細胞を感染させる工程、 感染の前、及び/又は間、及び/又は後に該細胞とテストすべき薬剤とを接触させる工程、 同一遺伝子構築物で又はHBV野性型若しくは別のHBV変異型のゲノムを含む遺伝子構築物で該細胞を任意選択的にさらに感染させる工程、 該変異型HBVが、該薬剤に耐性であるならば、遺伝子配列を複製し、発現し、及び/又はウイルス若しくはウイルス様粒子を組み立て、及び/又は放出するのに十分な時間及び条件の下で、該細胞を培養する工程、及び 変異型ウイルスが、該薬剤の存在下で、遺伝子物質を複製し、発現し、及び/又は組み立て及び/又は放出されるか否かを決定するため、該細胞、細胞溶解物若しくは培養上清をウイルス検出手段若しくはウイルス成分検出手段にかける工程、を含む方法。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 7/00 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/48 ,  G01N 33/576
FI (5件):
C12N 7/00 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/48 Z ,  G01N 33/576 B ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (34件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024BA10 ,  4B024BA33 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA02 ,  4B024DA03 ,  4B024DA20 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024GA25 ,  4B024HA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QA06 ,  4B063QQ10 ,  4B063QQ28 ,  4B063QR67 ,  4B063QR68 ,  4B063QR77 ,  4B063QR79 ,  4B063QR80 ,  4B063QS36 ,  4B063QX07 ,  4B063QX10 ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BA16 ,  4B065BA30 ,  4B065CA46

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