特許
J-GLOBAL ID:200903007018031361

キチン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186782
公開番号(公開出願番号):特開平6-032804
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【構成】イカ軟甲を脱灰処理および脱タンパク質処理してイカ軟甲キチンを得、次いで溶媒で膨潤させた後、置換基導入剤を添加して反応させる。イカ軟甲キチンを膨潤させる溶媒は、ピリジン、ジメチルスルホキシド、n-メチルピロリドン、m-クレゾ-ル、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホノアミド、メタノ-ル、エタノ-ルおよびジクロロ酢酸からなる群より選ばれる有機溶媒の少なくとも1種であり、置換基導入剤としてはアルキル化剤またはアシル化剤が用いられる。【効果】キチン誘導体の製造工程を非常に簡略化し、高品質のキチン誘導体を比較的容易に、収率よく得ることができる。また、反応自体も過酷な条件を必要としないので、安全であり、加えてキチン主鎖の開裂がほとんど起こらず、比較的高分子量で、変性・着色のないキチン誘導体を得ることができる。
請求項(抜粋):
イカ軟甲を脱灰処理および脱タンパク質処理し、次いで溶媒で膨潤させた後、置換基導入剤を添加して反応させるキチン誘導体の製造方法。

前のページに戻る