特許
J-GLOBAL ID:200903007031192250

圧縮機用中空ピストンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-177188
公開番号(公開出願番号):特開2001-304126
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 空気調和装置の圧縮機の圧縮効率を向上させることができる軽量及び中空のピストンを容易に製造することができる圧縮機用中空ピストンの製造方法を提供する。【解決手段】 本体部対、及び二つのキャップ部をそれぞれ成形し、本体部対の各ヘッド形成部及び各キャップのヘッド形成部の先端面に相互に対応する接合面をそれぞれ形成する。本体部対の両側接合面に各キャップ部の接合面を突き合わせ、これらを相対回転させて発生する熱により相互に接合し、両側に中空部を有するピストン半製品対を作る。次にピストン半製品対の外周面を切削してピストンの外径を形成し、ピストン半製品対をコーティングしてその表面に耐磨耗層を形成する。次にピストン半製品対の各ヘッド形成部の外周面を研磨してヘッド外周面を形成し、斜板収容溝及びシューポケットをそれぞれ形成する。次にピストン半製品対の中央を切断して二つのピストン半製品に分離し、各ピストン半製品の前後端面を加工して二つの最終中空ピストンを製造する各工程より成る。
請求項(抜粋):
凹入空間を有するブリッジ形成部とヘッド形成部が連続配置された一対の本体部が対称状に一体化された本体部対を成形し、円周面が前記本体部対の各ヘッド形成部に対応するヘッド形成部をなし、このヘッド形成部の中心軸上に一側に突設される把持部を有する一対のキャップ部を成形する段階と、前記本体部対の各ヘッド形成部及び前記キャップ部の各ヘッド形成部の先端面に相互対応する接合面をそれぞれ形成する段階と、前記本体部対の両側接合面に前記各キャップ部の接合面を突き合わせ、これらを相対回転させることにより発生する熱で前記本体部対の両側にそれぞれキャップ部を接合して、両側に中空部を有するピストン半製品対を製造する段階と、前記ピストン半製品対の外周面を切削してピストンの外径を形成する段階と、前記ピストン半製品対をコーティングして、その表面に耐磨耗層を形成する段階と、前記ピストン半製品対の各ヘッド形成部の外周面を研磨してヘッドの外周面を形成する段階と、前記ピストン半製品対の各ブリッジ形成部に形成された凹入空間をなす面を切削して斜板収容溝を形成した後、その斜板収容溝の両側内壁を切削して半球形のシューポケットを形成する段階と、前記ピストン半製品対の中央部を切断して二つのピストン半製品に分離し、各ピストン半製品の前後端面を加工して二つの中空ピストンを製造する段階とを含んでなることを特徴とする圧縮機用中空ピストンの製造方法。
IPC (5件):
F04B 39/00 107 ,  B23K 20/12 ,  F04B 27/08 ,  F16B 11/00 ,  F16J 1/00
FI (5件):
F04B 39/00 107 E ,  B23K 20/12 G ,  F16B 11/00 D ,  F16J 1/00 ,  F04B 27/08 K
Fターム (23件):
3H003AA03 ,  3H003AB07 ,  3H003AC03 ,  3H003AD03 ,  3H003CB07 ,  3H076AA06 ,  3H076BB26 ,  3H076CC12 ,  3H076CC17 ,  3H076CC20 ,  3H076CC33 ,  3H076CC34 ,  3J023EA02 ,  3J023FA03 ,  3J023GA03 ,  3J044AA18 ,  3J044BC01 ,  3J044DA10 ,  3J044EA02 ,  3J044EA10 ,  4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067EB00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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