特許
J-GLOBAL ID:200903007048109772

可動部を有する電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-156338
公開番号(公開出願番号):特開2000-344020
出願日: 1999年06月03日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 可動部を立ち上がり姿勢へ回動させる際に、回動動作の途中で可動部にばねの弾性反発力を作用させてバックラッシュを吸収するものにおいて、可動部が薄型になるとばねの配置が難しく、ばねの弾性反発力が可動部に確実に作用しないことがある。【解決手段】 可動部16と支持部材15との連結軸17にトーションばね31の巻き部32を装着し、トーションばね31の腕部33と34をケース方向へ延ばすと共に、腕部34の先部を直角に折り、折り曲げ部34aを、可動部16の円弧溝18c内に挿入する。これにより腕部34の折り曲げ部34aが可動部16から外れにくくなる。また可動部16が立ち上がり姿勢へ回動するとき、円弧溝18cの端部18c1で折り曲げ部34aが押され、可動部16に弾性反発力が作用してがたつきの発生を防止できる。
請求項(抜粋):
ケースと、前記ケースの前方へ突出する支持部材と、前面に表示部および/または操作部を備えて前記支持部材に回動自在に支持される可動部と、前記可動部を前記ケースの前方で前記前面がケース前方へ向く立ち上がり姿勢へ回動させる駆動手段と、を備えた電子機器において、前記可動部と前記支持部材とを連結する連結軸の外周に、トーションばねの巻き部が装着され、前記トーションばねの一方の腕部は前記支持部材に支持され、前記トーションばねの他方の腕部には、前記連結軸の軸方向に向く折り曲げ部が形成されており、前記折り曲げ部が前記可動部に形成された切欠部内に介入して、前記可動部材が前記立ち上がり姿勢へ回動する回動動作の途中で、前記切欠部の端部が前記他方の腕部の折り曲げ部に当たってトーションばねに捩りが与えられることを特徴とする電子機器。
Fターム (6件):
3D020BA01 ,  3D020BC03 ,  3D020BD02 ,  3D020BD08 ,  3D020BD09 ,  3D020BE02

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